昨日は、
お客様の設立36周年祝賀会に
参加してきました。
このお客様は、
私の最も古いお客様で
もう15年の付き合いになります。
15年前に
私が事務所を始めた時に
実績のない私を信じて
顧問契約をしてくれた会社さんです。
ブレることなく、
人を大切にし続けている会社です。
祝賀会というと、
会社が取引先を集めて開催するのが
一般的だと思います。
しかし、
この会社の祝賀会は、
会社が社員さんに感謝を伝える
ために開催をします。
だから、私は、来賓という形で
呼んでいただけるのですが、
私も会社側として
社員さんとパートさんに
感謝を伝えます。
勤続10年、25年、35年の
社員さんとパートさんの
永年勤続を表彰をした後に・・・
凡事徹底賞
挨拶掃除徹底賞
技能向上賞
という具合に、
一人ひとりを表彰をします。
驚いたのは、
社長さんが
社員さんパートさんに対して
何が良かったのか？を
一人ひとりにコメントをしていた
ということです。
社員さんとパートさんを
合わせると100人を超えます。
100人一人ひとりにに目を配るって
難しいと思います。
悪いところを見つけるのは
簡単だと思います。
しかし、良いところに
目を向けることは、
簡単にできることはありません。
それを一人ひとりに
コメントできるなんてすごいな！
と思いました。
正直、仕事が楽な会社ではありません。
掃除、あいさつ、整理整頓も厳しいです。
受注が多い時は
夜も遅くなることもあります。
入ったその日に辞める人も多いです。
それでも、
10年、25年、35年と勤め続ける人
がいるのです。
それは、ちゃんと見ているから
だと思います。
見られていると実感できるのは
大事なことです。
私のコンサルタントの先生である
チームNO.1の遠藤先生に
教わったのですが、
「承認」には３つの承認があります。
①結果承認
②行動承認欲
③存在承認
です。
①結果承認とは・・・
奥様と出かけるときに
「今日のメイクはバッチリ決まってるね！
キレイだよ！」
できたことを承認すること。
②行動承認とは・・・
奥様が出かける準備をしているときに、
「いつも一生懸命メイクをして、
頑張ってるね！」
その行動（努力）を承認すること。
③存在承認とは・・・
奥様に、
「メイクなんてしなくても、
キレイだよ！」
その存在そのものを承認すること。
ちょっと、
微妙な感じになってきましたが、
「見ている」というのは、
③存在承認です。
実は、
③存在承認が一番難しいです。
①結果承認と②行動承認は
それほど難しくありません。
できたことを認める・・・
やったことを認める・・・
いつもと違うことに
意識を向ければよいのです。
しかし、③存在承認は、
いつもと変わらないことに
意識を向けなければなりません。
いつもと変わらないことには
気付けないのです。
だからこそ、
「見ているよ！」ということを
伝えることが大事なのだと思います。
家に帰って、
妻に③存在承認をしても、
普段からしていないと、
変に疑われるだけですかねぇ～
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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