考えていることが伝わらないと何が起こるのか?

明日かあさってにでも、
緊急事態宣言が出るような
記事がネットに上がっています。

 

安倍総理がなかなか
緊急事態宣言を出しませんでしたね!

 

緊急事態宣言が出れば
各都道府県知事が独自の裁量で
対策を打つことができます。

 

小池都知事の発言を聞いていると
小池さんも緊急事態宣言を
待っていたように思います。

 

日本医師会も緊急事態宣言を
出して欲しいと言っていました。

 

経済界からも緊急事態宣言を
出して欲しいと言っていました。

 

諮問委員会も緊急事態宣言を
出して欲しいと言っていました。

 

国民からも
緊急事態宣言を出して欲しい
という声がありいました。

 

となると、
緊急事態宣言を
出さないようにしているのは、
安倍総理ということになります。

 

どうしてここまでして
出さなかったのでしょうか?

 

安倍総理は国会答弁の中で、

国民の命と健康を守るため、
必要であれば躊躇なく決断し実行していく

と言っています。

 

ここまで言っているのに、
緊急事態宣言を出さなかったというのは
必要でないと判断していた
ということです。

 

医師会からも
経済界からも
諮問委員会からも
国民からも
信頼を失ってでも、
必要でないと言うからには理由があります。

 

人は選んでいます。

 

こちらが考えて
理解できないことであっても、
その人が選んでいるということです。

 

その人には、
それを選ぶには理由があるということです。

 

それは一体何だったのでしょうか?

 

準備に時間がかかったのでしょうか?

 

感染者の数が増えていますが、
特定の理由によるもので、
それ以外のリスクは低いということ
なのでしょうか?

 

医療現場は持ちこたえられると
思っていたのでしょうか?

 

経済への影響を気にしていたのでしょうか?

 

収入をなくし命を絶つ人が増えることを
恐れていたのでしょうか?

 

株価がこれ以上下がることを
気にしていたのでしょうか?

 

緊急事態宣言を出すことで
国の補償を気にしていたのでしょうか?

 

来年のオリンピックを考えて
緊急事態宣言を出さずに乗り切った
安全な国だとアピールしたかったのでしょうか?

 

緊急事態宣言をせずに
ゆるかに感染を抑えた国として
「日本方式」が正しかったことを
世界に証明したかったのでしょうか?

 

日本の医療水準の高さを
世界に示したかったのでしょうか?

 

結局、何を考えているのか?
よくわからないのです。

 

ここまで、
信頼を落としてまで、
緊急事態宣言を出さなかったからには
何も考えていないということは
なかったと思うのです。

 

何か、意図していることがあった
のだと思います。

 

しかし、ここまで、
何を考えているか?が伝わってこないと
信頼したくても信頼できなくなります。

 

信頼がなくなると
指示に従おうとする気にならなく
なります。

 

結局、こういうことが、
会社でも起こっています。

 

社長さんは会社を良くしようと思って
いろいろな施策をやろうとします。

 

それらの施策を、
何のためにやるのか?
どんな良いことがあるのか?を伝えない
と信頼しようにも
信頼できなくなってしまいます。

 

この
何のためにやるのか?
どんな良いことがあるのか?というのが
「ミッション」であり「ビジョン」です。

 

簡単には伝わらないのですが、
これが伝わらないと組織は機能しません。

 

緊急事態宣言を
出さないなら、出さななりに、
出さない先にある「ビジョン」を
示して欲しかったと思います。

 

そうしないと信頼したくても
信頼できなくなります。

 

おそらく、
会社でも、こうやって
人が辞めていくのだと思います。

 

不安になればなるほど、
リーダーが「ビジョン」を示すことが
大切だと思います。

 

『政治は国民を映す鏡』と言われます。

 

日本人そのものが「ビジョン」を示すことが
苦手なのかもしれません。

 

だとしたら、よっぽど意識して
「ビジョン」を示さないと伝わらない
のだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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