社長の話は長い

“俺の話は長い”

 

口喧嘩だけは誰にも負けない
という特殊能力があり、
ヘリクツを駆使して
自分のダメさを誤魔化して
生きてきた31歳のニートが主人公。

 

そんな主人公の
奮闘や挫折やしょうもなさと
それに翻弄されながら
絆を深めていく家族を描いた
ホームドラマです。

 

何が面白いわけでもないのですが、
なんだかほっこりした気持ちに
なれるドラマで毎週見ていました。

 

そんなドラマも今日が最終回です。

 

なんだか寂しい感じがします。

 

さて、そんなドラマのタイトルから
インスピレーションがわいた
お話をします。

 

先日、お客様の会社の
ミーティングに参加して
ふと思ったことがあります。

 

社長の話は長い

 

その場にいて
どうして長くなるのか?
を考えていました。

 

社長が話しているのに
反応がないのです。

 

反応があれば、
わかっているものとして
話が先に進むのですが、
反応がないものだから、
同じ話を繰り返しせざるを
得なくなります。

 

それでも反応がない・・・

 

話しているほうも
だんだん、イライラしてきて、
熱くなって、
なんの話だか分からなくなる・・・

 

すると、ますます
社員さんは反応できなくなる・・・

 

こんな感じの悪循環で、
話が長くなっているように思いました。

 

社長の話を長くしないためには
社長の話に反応することが大事です。

 

しかし、そもそも、
社長の話の展開が早すぎるのです。

 

特に社長さんは、
効き脳でいうとD(全体脳)が
強い方が多いです。

 

効き脳についてはこちら

「効き脳」って何なの?

 

D(全体脳)の特徴としては
話が次から次へと飛びます。

 

話をしているうちに
いろいろなことが思い浮かびます。

 

頭に思い浮かんだ話を
次々にしていきます。

 

そのため、
社員さんは、
話についていけなくなることが
多々あると思います。

 

では、どうしたらよいのか?

 

まず、社長さんは
自分の話が早すぎて
社員がついてこれていないことを
自覚することです。

 

話に夢中になると
周りが見えなくなるので、
これは注意が必要です。

 

次に、
社長さんは話ながら、
社員さんに質問をしてみて下さい。

 

質問をすると社員さんは考えます。

 

相手が考えている間は
社長さんは話さないと思うので
社員さんに考える時間を与えられます。

 

その一方で、社員さんにも
頑張ってもらいたいことがあります。

 

一つは、
社長の話を要約すること。

 

「社長の言いたいことは
こういうことなんですかね?」

 

「社長はこんな意図で
話をされているんですか?」

 

みたいな感じです。

 

社長さんも
要約をしてくれた社員さんの話
を聞いてあげて下さい。

 

ただ、社長の話を聞きながら
要約するのは難しいと思います。

 

もし、難しくてできない時は、
社長の話を止めて下さい。

 

「社長、ちょっと待って下さい!」

 

「社長、何の話でしたっけ?」

 

みたいな感じです。

 

社長さんも
これを言われたら、
一旦、話を止めて下さい。

 

社員さんに考える時間をあげて、
自分なりにも話を整理してみてください。

 

要約するにしろ、
話を止めるにしろ、
人間関係がうまくいっていないと
難しいと思いますが・・・

 

結局は、
関係性を良くしないと
組織で成果をあげることは
難しいと思います。

 

ただ、
社長の話が長いと思っていても
何も言えない限り、
なかなか成果は上がらないと
思います。

 

社長の言っていることが
伝わっていないということですから・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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