人にお願いする時に大事なこと

安倍総理が
星野源さんの「うちで踊ろう」と
コラボした動画を
インスタにアップしたことが
ネットで批判を浴びています。

 

インスタのコメントには、

友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。
そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。
お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。
かつての日常が失われた中でも、私たちは、SNSや電話を通じて、人と人とのつながりを感じることができます。
いつかまた、きっと、みんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。
その明日を生み出すために、今日はうちで・・・。
どうか皆様のご協力をお願いします。

という安倍総理のコメントが上がっています。

 

「家にいて下さい!」ということを
伝えたかったのだと思います。

 

言っていることは
至極まっとうな内容です。

 

しかし、映像からは、
全く別なものが伝わってきます。

 

高そうなソファーだなぁ~

 

犬を飼っているんだ~

 

優雅な雰囲気が
ダダ漏れしています。

 

ぎこちない感じがするので、
あえてこんな動画を撮ったのだと
思います。

 

実際は、
コロナの対応に追われて、
ゆっくりしている時間なんか
なかったと思います。

 

しかし、この動画からは、
家でゆっくりしているイメージよりも
お金持ちというイメージのほうが
強く伝わってきます。

 

「貴族か!」みたいな批判もあります。

 

コミュニケーションの一番の問題は、
何を伝えたか?ではなく、
何が伝わったのか?です。

 

結局、
受け取る人の印象で決まります。

 

最近、ZOOMを使うことが
増えてきましたが、
なんかやりづらさを感じるのは、
自分の表情が見えるからです。

 

テレビ電話のように
相手の顔と自分の顔が見える状態で
やり取りをします。

 

すると、普段、話している時には
見えていなかった自分の顔が
目に入ります。

 

そうすると、
意外と難しい顔をして
聞いていることに気付いたり、
あまり真剣に聞いていない感じが
することに気づいたりします。

 

つまり、
直接やり取りしていた時には
気付いていないのですが、
実際は、相手に伝わっていることが
あるということです。

 

コミュニケーションを
上手にするためには、
自分が相手にどのような影響を
与えているのか?
を知っていることが大切です。

 

自分が相手に与えている影響が
わかっていないと
自分が意図したことが伝わらない
ということが起きます。

 

今回の動画で
一番問題だと思ったのは、
安倍総理があの動画が
国民にどのように伝わるか?を
イメージできなかったことです。

 

イメージできていたら、
さすがにアップしなかったと
思うのです。

 

イメージできていないということは、
国民のことが分かっていない
ということです。

 

お願いをする時に大事なことは、
相手の気持ちが分かっていることを
伝えることです。

 

お願いをされる方は、
多少無理なお願いであっても、
気持ちを分かってもらえていれば、
頑張れます。

 

しかし、今回の動画で
国民の気持ちがあまり分かっていない
ことが伝わってしまいました。

 

この状態で、
さらなる休業を要請するのは
難しいと思います。

 

安倍総理は
自ら状況を難しくしてしまった
ように思います。

 

相手のことが分からない
というのは怖いですね!

 

結局、
相手のことは分からないのですが、
分かろうとすることが大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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