悪口は言わない方がいいのですが・・・

先日、河野太郎防衛大臣の
ブログが紹介されていました。

 

「悪口」
https://blogos.com/article/457877/

 

意見をたたかわせて議論するのではなく
自分と違う意見を持つ人を批判して
あるいはその人の悪口を言って
溜飲を下げているのでは、
何も生み出されません

 

本当にその通りだと思います。

 

悪口を言い合って残るものは
後味の悪さです。

 

悪口は自分の感情を吐き出して
いるだけです。

 

一時的には
スッキリするかもしれませんが、
相手には理解されません。

 

通常の会話は
キャッチボールですから、
相手のミットにおさまります。

 

しかし、
悪口は相手にぶつけようと
しているだけです。

 

ぶつけようとする相手とは
関わりたくありませんから、
スルーされます。

 

つまり、無視されます。

 

それでよいのであれば、
よいと思います。

 

しかし、もし、相手に、
自分の気持ちを伝えたいのであれば、
まずは、相手のことを知ろうとする
必要があります。

 

なぜならば、人は、
自分のことを知ろうとしない人の話を
聴こうとしないからです。

 

相手のことを知ろうとする時に
大事なことは・・・

 

人と人は違うということを
意識するということです。

 

いつもブログに書いている
ルービックキューブです。

 

自分が見えているのは
ルービックキューブの3面だけで
見えていない3面が存在している
ということを意識するということです。

 

それは、なんでこの人は、
こんなことを言っているのかな?
と考えることです。

 

ほんとの場合は、
ここで感情が走ります。

 

バカじゃないの!

 

無能としか思えない!

 

むかつく!

 

人間ですから、
感情が沸き起こるのは当然です。

 

悪口も言いたくなります。

 

しかし、
ここで感情に任せると
ルービックキューブの裏側が
見えなくなります。

 

その感情を手放して、
こんなことを言う(する)からには、
見えていないことあるに違いないと
冷静に考えることです。

 

冷静になって、
相手の背景を見るということです。

 

でも、これが面倒くさいのです。

 

で、大事なことは・・・

 

面倒であっても、
相手の背景を見ようと思えるほど
相手を信頼できるか?
ということなのです。

 

だから、
背景を見てもらえないというのは、
信頼されていない
ということでもあるのです。

 

では、なぜ、信頼されないのか?

 

「信頼」という言葉の意味を
考えてみると分かります。

 

「信頼」と似た言葉に、
「信用」という言葉があります。

 

「信頼」と「信用」の言葉の違いは
何でしょうか?

 

それは・・・

 

過去か?未来か?の話です。

 

「信用」とは過去に対する評価です。

 

「信頼」とは未来の行動に対する期待です。

 

お金を貸す場合、
通常「信用」してお金を貸します。

 

土地や事業の実績を「信用」して
お金を貸すわけです。

 

これは過去に対する評価です。

 

これに対して、
「信頼」してお金は貸しません。

 

その場合は、投資です。

 

お金が戻ってこない覚悟で
お金を出します。

 

「信用」があって「信頼」があります。

 

私のセミナーには100人以上の方に
参加いただいていますが、

 

おそらく、
3年近く毎日ブログを書いている
「過去」を信用して、

 

面識もない私のセミナーに
参加いただいたのだと思います。

 

そう考えると、
悪口を言われてしまうというのは、
そもそも「信用」がないということです。

 

もちろん、悪口を言う側にも
問題があると思います。

 

しかし、悪口を言われる側にも
「信用」してもらえない
何かがあるのです。

 

それは・・・

 

「一貫性」です。

 

つまり、
言っていることが
やっていることが違っていること

 

もしくは、
違っているように見えることが
問題なのです。

 

言っていることが
やっていることが違っているなら
悪口を言われても仕方がありません。

 

しかし、
違っているように見えるのであれば、
それは、誤解や思い違いです。

 

つまり、結局のところ、
コミュニケーション不足が原因です。

 

コミュニケーション不足は、
コミュニケーションをする双方の問題です。

 

問題を解決しようと思うのであれば、
自分から分かってもらおうとする
姿勢も大事だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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