先日、お客様から
ある社員が他の社員の悪口を言って
職場を混乱させているのを
どうしたらよいのか?
相談を受けました。
そもそも、
その社員さんは
どうして悪口を言うのでしょうか?
それは・・・
一体感を感じたいからです。
どういうことか?説明します。
悪口を言うことで、
相手が同意をしてくれると
『共通の敵』ができます。
『共通の敵』ができると
その『共通の敵』に敵対する
仲間ができます。
仲間ができるので、
そこに一体感を感じることが
できます。
自分は仲間がいるので、
安心することができます。
つまり、
悪口を言いたいのではなく
仲間を得ることで
一体感を感じたいからです。
人間が弱い生き物です。
一人では不安になるので、
仲間を求めようとします。
だから、
悪口を言うことで、
仲間を得ようとする気持ちは
分からなくもありません。
しかし、
誰かを悪く言うことで
仲間を作るのは危険です。
なぜなら、
悪口を言っている相手が
いなくなってしまったら、
また悪口を言う相手を
探し出さなければならないからです。
結局、これをやり続けたら、
組織は崩壊します。
では、どうやって
一体感を感じられるように
したらよいのでしょうか?
それは・・・
「共通の目標を持つ」ということです。
同じ目標を目指すことで、
一体感を感じられるようにする
ということです。
荒れている中学校を立て直す時に
スポーツで日本一を目指す!
みたいな話です。
同じ目標が、
「共通のビジョン」です。
だから、
職場で仲が悪い社員がいたとしたら
仲良くさせようとしても
無駄です。
それであれば、
「共通のビジョン」を目指すように
すればいいのです。
では、どうやって、
「共通のビジョン」を作れば
いいのでしょうか?
それは、
お互いにとって
達成したいものを掲げれば
良いのです。
そういう意味では、
「共通のビジョン」が描けないのは
レベルが低いのかもしれません。
ピーター・ドラッカーは
こんなことを言っています。
人は理念と価値観によって
動かされ信じがたい成果を上げる。人間は、何事かを成し遂げたがる
生き物である。人は誇りあるものの一員たること
必要とする。
人って、
夢中になる何かがあることで、
幸せになれるのだと思います。
そうだとしたら、
「共通のビジョン」を描けた方が
いい人生を送れると思うのです。
ここ十数年、災害が続いて、
「ビジョン」と言われても、
無邪気に描ける時代でなくなって
しまったように思います。
だからこそ、
仲間と一緒に
「共通のビジョン」を描く
必要があるのだと思います。
誰かの悪口を言って
仲間を作るのではなく、
「共通のビジョン」を描くことで
仲間を作るほうが上手く行くと
思うのです。
そんな「共通のビジョン」を作る
セミナーを開催しています。
興味のある方は是非参加して下さい。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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いい会社を作ろう!と思っている経営者の方ほど、
上手く行っていないように思います。
その理由は2つあると思っています。
1つ目は、
『社員を家族だと思って大切に育てよう!』
とすること
2つ目は、
『ビジョンを浸透させよう!』
とすること
社員を大切にすることは間違っていないし、
ビジョンによって自律的な組織を作ることも
間違っていません。
しかし、経営者の方が
そう思えば思うほど、上手く行きません。
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