批判してばかりしていると上に行く

安倍首相が辞任をされました。

 

まずは、お疲れ様でしたと
申し上げたいと思います。

 

体調の悪い中、
コロナ禍の対応は苦しかったと
思います。

 

体を張って仕事を優先された
のだと思います。

 

こころから敬意を表します。

 

個人的に言えば、
消費税の問題や
森友文書改ざんによる自殺の問題
憲法改正の問題など
気になる問題はありますが、
日本国のことを真剣に考えられて
いた方だと思います。

 

それにしても、
ネットのコメント欄を見ていると、
あまりにも批判が多いことに
驚きます。

 

批判するのは大事なことです。

 

しかし、
自分ならどうしていたのでしょうか?
代替案はあるのでしょうか?

 

正解がない中で決断をする
というは、本当に大変です。

 

判断を間違えれば、
人の人生を狂わせたり、
人の命を奪うことになります。

 

決断は簡単ではありません。

 

そういう決断を
我々国民に変わって決断するのが
政治家の仕事です。

 

だから、
政治家が決断することは
当たり前なんですが、
その決断を批判ばかりして
代替案を考えないと危険です。

 

なぜなら、
批判ばかりしていると、
U理論の上に行くからです。

 

簡単にU理論の上を説明すると・・・

 

「ダウンローディング」
起こった現象を認識する段階です。

「盲目状態」
自分が見たいものだけ見ているので
それ以外ものが見えない。

「観ない」
自分に都合がよいようにしか
物事を見ない。

「立てこもり」
自分が正しいことを必死に
証明しようとする。

「感知しない」
自分に必死なので、
相手のことなんて考えない。

「しがみつく」
自分の考え方にしがみつく。
他の考え方は受け入れない。

「不在化・傲慢」
自分も問題の一部なのに、
問題と自分を切り離して考える。

「操る」
相手を自分の想い通り操る。
威嚇をして反論を許さない。

「自己欺瞞」
思い込みが激しくなって、
それ以外の見方ができない。

「力の濫用」
大声をだしたり、脅したり、
自分の言うことをきかせようとする。

「棄てる」
思い通りにならないので、
対話を避ける。

「殲滅」
徹底的に相手を攻撃する。

「破壊」
人間関係は破壊され
修復ができなくなる。

 

批判ばかりしていると、
自分事ではなくなります。

 

相手に焦点があたり、
自分ならどうするか?
という視点が欠けるからです。

 

自分事で考えないので、
「不在化・傲慢」
が起こりやすくなります。

 

ジャーナリストやコメンテーターで
傲慢に見える人は
自分事になっていない人が
多いように思います。

 

「不在化・傲慢」が起こると、
思い込みが激しくなって、
相手を人として見れなくなります。

 

結果、思いやりや
感謝ができなくなります。

 

少なくとも、
安倍首相は、記者会見の冒頭で
こうおっしゃいました。

 

「国民の皆様。8年近くにわたり、
本当にありがとうございました。」

 

安倍首相はU理論の上には
行っていないと思います。

 

私は、
8年間も私たちに変わり、
判断をしてくれた安倍首相に
私は感謝したいと思います。

 

全ての判断に賛成ではありません。

 

しかし、決断すること自体
内容の良い悪いは別として、
大変なことだからです。

 

役割とはいえ
大変だったと思うのです。

 

そういう見方ができると
U理論の上から徐々に下りて
来られると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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