人は選んでいる

2019年4月、池袋で
車が暴走し2人が亡くなり、
9人が死傷した事故を起こした
男性の裁判が始まりました。

 

検察によると
車の機能に異常はなく、
アクセルとブレーキの踏み間違いが
事故原因だとしています。

 

それでも、本人は、
「車の何らかの異常で
暴走したと思っております」
と述べ、無罪を主張しています。

 

幼い命とその母親の命も奪い、
残された旦那さんに
地獄のような日々を送らせている
ことを考えると、
理解に苦しみます。

 

私は、このように
自分が理解できない人がいた時に
考えることがあります。

 

それは・・・

「人は選んでいる」

ということです。

 

検察が7ヶ月にかけて調べて
アクセルが踏まれ
ブレーキが踏んでいないデータを
証拠としてあげています。

 

絶対的な証拠があるにもかかわらず
自らの過失を認めないなんて
私にはとても信じられません。

 

私には信じられないのですが、
この男性は無実を主張することを
選びました。

 

選ぶからには理由があります。

 

これだけ世の中を敵に回してまで
無罪を主張するなんて、
中途半端な覚悟ではありません。

 

周りから見て
どんなに違和感があろうが、
本人は選んでいるのです。

 

そこには「何か」があります。

 

いつもお話している
ルービックキューブ理論です。

 

ルービックキューブを見た時に
6面全てを同時に見ることは
できません。

 

見ることができて3面までです。

 

必ず見えない面があります。

 

つまり、
自分が見落としていることが
あるということです。

 

これだけ頑なに
無罪を主張している理由が・・・

 

この時に大事なことは
感情的にならないことです。

 

感情的になると、
自分の感情にふれるので
冷静にものごとが判断できなく
なります。

 

感情的になることなく
ぼんやりと眺めていると
「これかな?」と思うことが
浮かんできたりします。

 

ここからは、
勝手な想像ですが、

 

「時間稼ぎ」ではないか?
と思えてきました。

 

いくら検察が
証拠をそろえているとはいえ
それを一つひとつ争っていけば
時間がかかります。

 

2年から3年かかれば、
この男性は89歳ですから、
裁判が終わった時には
それなりの年齢になっています。

 

失礼な話ですが
人には寿命があります。

 

100歳まで生きるとしたら、
今、刑務所に入ったら11年間です。

 

でも、3年間裁判で争えば
刑務所は8年間です。

 

そう考えると
無罪で争うことは
「選択」としては理解ができます。

 

その選択が
人として良いか悪いかは別にして・・・

 

もちろん、
この男性は純粋に
車の異常が原因だと
思っているかもしれません。

 

いずれにしても
本人がそれを選んでいる限り
そこに理由があります。

 

その理由があることを
意識しておかないと
本当のことは見えてきません。

 

結局、本人が何を考えているのか?
本人でないと分からないのですが・・・

 

今回の公判のニュースに接して
あらためて人は選んでいるのだと
思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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