先日、友人の奥さんと話をしている時に
会社のビジョンの話になりました。
私が組織のコンサルをしているのを
知っているので、
話を聞いて欲しかったようです。
彼女は、
ドラッグストアチェーンの
店長として働いていて
全部で30店舗ある中の
1つの店舗を任されています。
ある日、本部のマネージャーと
エリアマネージャーがやってきて、
会社のビジョンを伝えられたそうです。
『2030年までに店舗数を倍にし、
地域の健康と暮らしを支える』
たしか、そんな内容だったと思います。
彼女自身も、
よく覚えていないと言っていました。
ようは、2030年までに
今の30店舗から60店舗にする
という目標だそうです。
彼女にしてみると、
現状、人が足りずに有休も消化できないで
本社のマネージャーが入って、
業務を回しているのに
30店舗を60店舗にするなんて、
偉い人は現場のことを何もわかっていない!
とご立腹でした。
さらに、困ったことに、
このビジョンを元に
個人目標を立てるように宿題が
出ているというのです。
こんな的外れのビジョンで
どうやって目標を立てたらいいの?
ということでした。
この話を聴いて、
よくある話だと思いました。
ビジョンを掲げているのに、
現場に届いていない。
なぜ、こういうことが起きるのでしょうか?
ビジョンが現場に届かない理由は、
大きく2つあります。
1つ目は、
ビジョンが「会社の都合」で
終わっているからです。
人はやりたいことしかしません。
だから、
会社のビジョンに向かってもらいたい
と思うのであれば、
会社のビジョンが達成したら、
社員にとってどんないいことがあるのか?
を伝える必要があります。
そんなこと、わざわざ伝えなくても
わかるでしょ!と思うかもしれませんが、
現に分かっていないから、
やろうとしないのです。
ビジョンは会社のためではなく、
働く一人ひとりのためにある
という視点が必要なのです。
2つ目は、
ビジョンが個人の役割に
落とし込まれていないからです。
ビジョンが自分にとって
よいことだと分かっても、
目標を立てようと思ったら、
自分が何をしたらよいのか?
分かっている必要があります。
役割が明確でないと、
目標は立てられないのです。
前回のブログに書きましたが、
役割は強みに紐づきます。
「マネジメントは部下を知ることから始まる」
私から見て、
友人の奥さんは、人当たりもよく
面倒見も良い方で、
人を教えるのが強みだと思います。
であるなら、
新人スタッフや次の店長候補を
育てることを
目標にしたらよいと思いました。
というのも、
30店舗を60店舗にしようと思ったら、
新しい店舗を任せられる
店長を増やす必要があります。
当然、育成と教育が必要です。
だから、上司としては、
彼女に
会社が30店舗を60店舗にするために、
あなたの教え上手なところを活かして
次の店長を育てて欲しい
と伝えればよいのです。
その上で、この1年間で、
具体的にどのように人を育てるのか?
定量、定性の両面で
目標を設定すればよいのです。
ビジョンが現場に届かないのは、
現場の問題ではありません。
「会社の都合」で終わらせず、
社員一人ひとりの強みと役割に
つなげて伝えられているか?
それが問われているのだと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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