どうしたらルールが守られるのか?

爪水虫などの治療薬に
睡眠導入剤の成分が混入した
という事故が起きました。

 

原因は、製造の過程で
減った薬の成分を補充し際に
従業員が誤って睡眠導入剤の成分を
混入したためだと言います。

 

その従業員は、
混入について「記憶にない」と
言っているようです。

 

社内規定では、
原料を取り出す際と量る際には
2人で行うことになっていましたが、
守られていなかったそうです。

 

規程(ルール)を作っても、
守られなければ意味がありません。

 

結局、事故は「人」が起こすのです。

 

工場での製造というものは、
同じ品質のものを大量に作れる
ようにします。

 

基本的には同じ作業になるので、
単調になります。

 

単調になれば、
ミスも出やすくなるので
防止するためのルールを作ります。

 

しかし、
ルールを作っても
ルールが守られなければ、
ミスは防げません。

 

結局、
ミスを防げるかどうかは
現場で製造している人次第です。

 

現場で製造している人が
「ミスを防ごう!」と思わない限り
ミスはなくなりません。

 

つまり、
ミスをなくすのは「熱意」です。

 

良いものを作ろう!という
「熱意」がなければ、
ミスはなくなりません。

 

では、現場の人が
「熱意」を持つためにはどうしたら
良いのでしょうか?

 

それは、
その上司が「熱意」を持つことです。

 

なぜなら、
上司以上に部下は「熱意」を持たない
からです。

 

部下は常に上司の「熱意」を見ています。

 

上司が本気なら部下も本気になります。

 

だから、
上司は常に部下よりも
「熱意」を持っている必要があります。

 

そして、大事なことは、
その「熱意」を伝えるということです。

 

「熱意」は持っているだけでは、
伝わりません。

 

上司は部下に「熱意」を伝えなければ
なりません。

 

しかし、「熱意」を伝えるって、
照れくさい感じがします。

 

言わなくても分かって欲しい!
という気持ちも分かります。

 

しかし、伝えないことには、
相手に伝わりません。

 

おそらく、
製造の仕事をしている人は
誰であっても、良いものを作ろう!
という「熱意」を持っていると
思うのです。

 

でも、
その「熱意」を表現するのは
照れくさかったりするのだと
思うのです。

 

それを上司が先に表現することで
部下も安心して「熱意」を表現できる
ようになるだと思うのです。

 

だから、
照れくさいと思うのですが、
上司から、先に、
部下に「熱意」を伝えるべきです。

 

「良いものを作ろう!」
という「熱意」がなくなって、
仕事が単なる作業になった時に、
ミスが起こるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
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