前回のブログで、
奥能登で復興ビジネスをされている
奥田さんのお話をしました。
同じ話題になるのですが、
原理原則となる大事な話があったので、
その話を書こうと思います。
それは、
国が主導して復興しようとして
成功した土地がない
という話です。
3年前に福島に行った時も
それを強く感じました。
道路もきれいに整備されて、
家もお店もきれいになっているのに
街に活気がない・・・
国は住みたいと思えるような
街づくりまではしてくれないのです。
つまり、外から与えられても
上手くいかないのです。
だから、そこに住む人たちが、
自分達が住みたい街のビジョンを
掲げなければ、
国主導の住みたくない街ができる。
奥田さんがおっしゃる通り、
まず、自分たちが住みたい街を
イメージする必要があるのです。
これは、組織においても、
あらゆることに当てはまります。
例えば、前回のブログにも書きましたが、
どんなに適切なアドバイスをしても、
本人がそれを望んでいなければ、
アドバイスは不発に終わります。
「ほとんどのアドバイスは不発に終わる」
ほとんどのアドバイスは不発に終わる
本人が必要としていないものを伝えても
それが活かされることはないのです。
これも、外から与えられても
上手くいかないということです。
会社のビジョンも同じです。
どんなに立派なビジョンを作っても、
社員が共感しなければ、
そのビジョンは機能しません。
「ビジョンは作るものではなく束ねるもの」
ビジョンは作るものではなく、束ねるもの
8年前に書いたブログですが、
今でも通用する話だと思います。
会社のビジョンが機能するためには
個人のビジョンが必要です。
街で言えば、
住民が住みたいと思う街と
国が作ろうとする街が
同じ方向を向いた時に、
街が活性化するのです。
会社も同じで、
個人のビジョンと会社のビジョンが
同じ方向を向いた時に、
会社が活性化するのです。
私はそう考えているので、
会社のビジョンを社員に浸透させる
という考え方が
上手くいくとは思えないのです。
浸透させるということは、
同じ方向を向かせるということだからです。
しかし、同じ方向を向かせようとしても、
外から押しつけては機能しません。
会社のビジョンは抽象的だから
本人のビジョンと同じ方向を向いているかどうかは
話し合う必要はあると思います。
それは浸透させるという話では
ないと思っています。
外から与えられても上手くいかない・・・
これは分かっていても、
なかなかできないことでもあります。
なぜなら、
思いが強くなればなるほど、
何とかしなければならない!と思って、
外側から変えようとしてしまうからです。
行政も、法律や条例に則って、
ちゃんとやろうとしているだけだし、
社長も社員のことを思って、
良かれと思ってやっているのです。
つまり、正論なのです。
しかし、いつもブログに書いていますが、
正論で人を動かすことはできないのです。
どんなに正しいことであっても、
受け取る側の内側に
「そうしたい」という気持ちがなければ、
機能しないのです。
これが、
外から与えられても上手くいかない
という原理原則です。
この原理原則を理解すると、
身の回りの上手くいかないことの原因が
見えるようになると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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