ミイラ取りがミイラになるな！

先日、ヤフーのニュースを見ていたら
こんな記事を見かけました。

埼玉県戸田市の市議会選挙で
初当選したスーパークレイジー君を
夜中に市職員が呼び出し、
辞職を遠回しに勧めたそうです。

スーパークレイジー君は、
格闘家、ダンサー、歌手という
異色の経歴があって、
若者を中心に支持を取り付け
今回、当選に漕ぎつけたようです。

選挙で議員を決めるのが
民主主義の基本ですから、
異色な経歴の持ち主であっても、
当選した議員に辞職を勧めるのは、
民主主義の基本に反しています。

あり得ないことです。

詳しいことは分かりませんが、
辞職を勧めた市職員にとっては、
スーパークレイジー君が議員になることは
あり得ないことだったのだと思います。

だからこそ、
議員の辞職を迫った・・・

しかし、これこそ、
あり得ないことです。

つまり、
あり得ないと思ったことを
正そうとして、
自分があり得ないことをしてしまう・・・

まさに、
ミイラ取りがミイラになる
という話です。

どうしてこんなことが起こるのか？
というと・・・

自分の常識にとらわれていると
現実に起こっていることを
受け入れられなくなります。

現実に起こっていることは
事実です。

現実に起こっていることを
受け入れらなくなった時点で
時代に取り残されています。

良いか？悪いか？は、
自分の主観によるものです。

それが本当に良いか？悪いか？は、
世の中としてどうなのか？
を見ていく必要があります。

時代の流れが速くなっている
ということは、
１つの価値観だけで
生きていなくなっている
ということです。

先日オリンピックの組織委員会の
会長だった森さんの発言は、
昔だったら「ごめんごめん！」で
済んでいた話だと思うのです。

しかし、今は、
それでは許されない時代に
なったのです。

本当に皮肉な話だと思います。

人生100年時代と言われるようになって
長い間、社会で生きることが
できるようになりました。

しかし、
自分が持っている価値観のままでは
社会で生きていけなくなりました。

カラダは動いても
ココロがついて行かない・・・

価値観の変化に柔軟に対応することが
求められるようになったのです。

価値観の違う人と
上手くって行くことが
長く活躍できるスキルだと思います。

これが「チームビルディング」です。

人と人が違うということを
受け入れて、
共通のビジョンの実現のために
協力する

組織として、
「チームビルディング」ができないと
これからの世の中で生き残っていく
ことは難しいと思います。

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ありがとうございます。

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