前回のブログで、
サッカー日本代表には
戦略がないということを書きました。
では、森保監督は交代すべきか？
という話をしたいと思います。
昨日は、勢いで
森保監督には戦略がない
と書きましたが、
さすがにそんなことはない
と思います。
戦略の重要性は
理解していると思います。
（理解してないならもう喜劇です）
だとすると、森保監督は
何を考えているのでしょうか？
それは・・・
選手の自主性に任せている
のではないか？
と思うのです。
日本でしかプレーをしたことが
ない森保監督が
ヨーロッパで活躍している選手に
指示をする怖さは理解できます。
それなら、いっそのこと、
選手に任せてしまおう・・・
だから、三苫選手が
戦略のことを言い出した時に
シメシメと思ったかもしれません。
なぜなら、自分達で考える
チャンスになるからです。
そんなことを言うなら、
自分達で考えればいいじゃないか！
というわけです。
自分達で考えるチームになれば
自主性のあるチームになって
よいと思われるかもしれません。
私も自主性を大事にしています。
自分で決めて自分でやることが
大事だと思います。
私が憧れている
星野リゾートの星野社長も、
HNK プロフェッショナル
仕事の流儀
https://www.nhk.or.jp/professional/2006/0110/index.html
の中で、このように言っています。
何が正しいのか？は
誰にも分からない。社員が話し合って決めたことは、
その話し合いのプロセスが
適切であれば、その結論に従う。
星野社長も
社員の自主性に委ねています。
ただ、よく読んでいただくと
わかるように、
全てを社員に委ねていません。
その話し合いのプロセスが
適切か？どうか？は、
ちゃんと見ているのです。
では、適切か？どうか？は
何で判断するのか？
それは・・・
それで成果が出るのか？
ということです。
サッカーで言えば、
それで勝てるのか？
ということです。
勝てないのであれば
監督が介入する必要があります。
なぜなら、
勝てなかった時の責任は
監督が取らなければならないからです。
選手に任せたのですが、
勝てませんでした
とは言えないからです。
監督の責任は
勝つために出来る限りのことを
することです。
もし、
勝つために出来る限りのことを
しないのであれば、
その時は交代すべきです。
しかし、
人はすぐには変われません。
だから、森保監督が
すぐに戦術に強くなることはありません。
では、
できる限りのことをするには
何をしたらよいのか？
というと・・・
戦術に詳しいコーチを
自分のチームに加えるしかありません。
自分ができなくても
結果としてチームをして
結果が出せればよいのです。
森保監督には
チームをまとめる力量がある
と思います。
これだけ批判されても
チーム内の不和は全く聞こえてきません。
だから、
勝てるチームかどうかは別にして、
チームをまとめることは
できるのだと思います。
これは森保監督の強みです。
ワールドカップ直前に
一番怖いのはチームが壊れることです。
思えば予選で
オマーンとサウジアラビアに敗れて
予選突破が危ぶまれた時も
チームが壊れることは
ありませんでした。
ワールドカップ直前で
森保監督のこの強みは捨てがたい・・・
戦術的な戦い方ができればよいので
監督を変えなくても
戦術に詳しいコーチを入れれば
効果はあると思います。
なんでもかんでも
一人でできる必要はありません。
人の力を借りるのも
苦手を克服するうえで有効です。
戦術を選手に丸投げできるのですから
戦略コーチにも丸投げできるはずです。
だんだんヤケクソになってきましたが、
できないことを責めても
成果は出ません。
強みからしか成果は出ません。
今いるメンバーで
成果を上げようとすると
強みをどのように活かすのか？
をデザインすることが大事です。
それにしても、
日本サッカー協会って
なんかいつも
直前でグチャグチャになりますね！
これはこれで問題なんですが・・・
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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