働き方改革だけやるから失敗する

昨日はお客様先で、
働き方改革の打ち合わせを
しました。

 

企業が生き残っていくために、
女性活躍と高齢者活用が
必要になってきます。

 

なぜなら、
労働者の確保が難しくなって
くるからです。

 

昔は、事業計画を立てれば、
その収益だけを気にすれば
よかったのだと思います。

 

しかし、今は、
事業計画を立てても
それを実行する人がいない
なんてことが起きます。

 

だから、
まずは人を確保しないと
事業計画を実行に移せなくなるのです。

 

そう考えた時に、
新たに働いてもらえるのは、
女性と高齢者です。

 

しかし、
女性や高齢者に
働いてもらおうとすると、
育児や介護の問題を
解決しなければなりません。

 

時間有休の制度を導入したり
時短勤務を認めたり
在宅勤務を活用したり
週4日勤務を導入したり
働きやすくなるのは良いことです。

 

では、それらを導入しよう!
ということになるのですが、
気を付けないといけないことがあります。

 

それは、そもそも、
これらの制度を導入するためには、
コストがかかるということです。

 

それは、導入コストというよりは
運営コストです。

 

時間有休や時短勤務、
在宅勤務、週4日勤務を導入すると
何が起こるのか?というと・・・

 

すれ違いが起きます。

 

今までであれば、
同じ場所、同じ時間で働いているので
気軽にコミュニケーションが
とれました。

 

しかし、
すれ違いが起きると、
わざわざコミュニケーションを
取らなければなりません。

 

実は、
コミュニケーションはコストです。

 

コミュニケーションからは、
直接的に利益は生まれません。

 

会議ばかりやっていても
利益は上がりません。

 

会議で決まったことを実行して
利益が出るのです。

 

コミュニケーションが増えるほど
業務効率は落ちます。

 

業務効率が落ちても、
事業が継続するためには、
付加価値の高いビジネスをする
必要があるということです。

 

だから、
働き方改革と言うのは、
ビジネスモデルを
よりも高付加価値にしないと
働き方が変わっても
会社が存続できません。

 

そういう意味で、
まずは、今のビジネスモデルを
より高付加価値にしたうえで、
働き方を考える必要があるのです。

 

働きやすくするのは大事ですが、
それに利益がついてこないと
継続することができないのです。

 

だから、
ビジネスモデルを変えた結果、
働き方も変わった!というのが、
本来の『働き方改革』だと思うのです。

 

そして、一番大事なことは、
ビジネスモデルが変わるということは
人も変わらないといけない
ということです。

 

ビジネスモデルが変われば、
人に求められるものも変わります。

 

だから、結局、
働き方改革は「人」の問題なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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