なぜ、オリンピックを開催しないといけないのか？

いよいよ
オリンピック・パラリンピックが
ようやく自分事になってきました。

というのも
私も、そろそろ
7月のスケジュールが
埋まってきているのですが、

オリンピックをどのように
考慮したらよいのか？
気になってきたからです。

移動の制限がかかったり、
オリンピック関係者の移動により
感染のリスクが高まることを考えると、
今まで通り、
お客様への訪問や出張ができるのか？

ちょっと想像がつきません・・・

それにしても、本当に、
オリンピック・パラリンピックを
開催しないといけないのでしょうか？

個人的には
感染拡大による経済損失や
新たな変異株の出現を考えると、
中止にして欲しいと思います。

それでも、やっぱり、
やらなければならない理由が
あると思うのです。

しかし、政治家は、誰も、
オリンピック・パラリンピックを
開催しないといけない理由を
きちんと説明できていないので
今日をそのことを書きたいと思います。

なぜ、開催しないといけないのか？

「きちんと」と言う割には
単純ですが、
”約束は守らないといけない”
ということです。

当たり前のことですが、
約束を守らないと
信用を失い、信頼をなくします。

人間社会でも
国際社会においても
信用や信頼をなくすと、
取引ができなくなります。

信頼ができる相手としか
取引はできません。

食料もエネルギーも
自国で自給自足できない日本は
取引できないと存続できません。

だから、
国際社会において、
約束は守らないといけないのです。

日本は１年前に
「1年後にはオリンピックを開催します！」
と約束してしまったのです。

だから、
国として、約束したことは
守らないといけないのです。

国がした約束は
国民も守らないといけない。

これが、シンプルに
オリンピック・パラリンピックを
開催しなければならない理由です。

もし、そうじゃないというなら、
約束というものを
軽く考えているのかもしれません。

厳しい言い方かもしれません。

でも、これは原理原則です。

約束は守らないいけない！

このことは職場でも当てはまります。

社長が社員さん示した目標も同じです。

目標というのは、
いつまでにこれをやります！
という約束です。

約束を守らなければ、
言っていることと
やっていることが違うと言われます。

言っていることと
やっていることが違うと、
社長は社員から信用を失います。

それは、何も社長だけでは
ありません。

社員も同じです。

社員が社長に対して、
やります！と言ったことをやらないと
社員は社長から信用を失います。

約束って、そういうものです。

だから、目標は必達なんです。

組織にとって目標は大事です。

逆にいうと、
組織を機能させようとしたら
必ず、目標を達成すればよいのです。

必ず、目標を達成する組織は
成果が上がります。

だから、
私がコンサルティングしている時は
社員と一緒に決めた目標は
必ず、達成してもらうようにします。

どんなに小さな目標でも良いのです。

社長と社員が一緒に決めた目標が
達成できたという経験を通して
信用が信頼につながります。

そして、
信頼が生まれれば、
レベルの高い目標でも、
一緒に達成しようと思えるのです。

目標を達成するということを通して、
お互いの信用と信頼が高まって、
組織が成長していきます。

いつも言っている
「人」×「しくみ」×「関係性」
の話です。

「関係性」が悪いという時に
「関係性」を改善しようとしても
上手くいきません。

その手前の「しくみ」を
改善することで、
「関係性」が良くなるのです。

そういう意味では、
ここまで悪化した
政治家と国民の「関係性」も
オリンピック・パラリンピック開催
という目標達成によって、
改善するのかもしれません。

だから、政治家の皆さんは、
ごちゃごちゃ言わずに
オリンピック・パラリンピックが開催できれば
国民の支持は得られると思っているのかも
しれません。

しかし、
目標をきちんと説明しておかないと
目標を共有できないので、
どんなに大きな成果が上がったとしても
不信感は消えないと思うのです。

目標達成に躍起になるのも
大事なんですが、
そもそも、その目標を共有しないと
組織力の向上にはつながらないのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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