中途入社社員に定着してもらうには?

先日、お客様の社長さんから

中途入社の社員さんから、
「続けていく自信がない」
と言われたんだけど、
どうしたらいいですか?

という相談を受けました。

 

社長さんとしては、
今やってもらっている仕事でも
十分助かっているので、
特に不満はないとのことでした。

 

そりゃ~
もっとできたら助かるけど、
入ったばかりでは、
こんなもんでしょうと・・・

 

そこで、
社長さんに聞いてみました。

 

中途入社社員さんに
助かっていると伝えていますか?

 

すると、
あまりプレッシャーをかけないように

入社したばかりだし、
すごくできることは期待していないので
ゆっくりできるようになって欲しい!

と伝えているとのことでした。

 

う~ん
プレッシャーを与えたくない
というのは分かるのですが、
「期待していない」というのは、
不安になるのではないか?と思います。

 

本人は自信がないと言っているので、
自信を付けさせることが
大事だと思うのです。

 

中途で入社した社員さんは、
自分が思っていたよりも
仕事ができないと感じていることが
多いように思います。

 

仕事は人間関係の中でやるものなので
人間関係がリセットされれば、
仕事の成果もリセットされます。

 

だから、
自分がイメージしていたほどには
仕事ができないと感じるのです。

 

その時に、
自信を失いやすくなります。

 

ここで大事なことは、
「感情」と「事実」を分けて
伝えるということです。

 

自信があるないというのは、
「感情」です。

 

感情は、常に、揺れ動くので、
上がったところですぐに落ちます。

 

だから、
感情を上げても
効果は続きません。

 

「事実」で納得してもらう必要が
あります。

 

仕事をしてもらっているということは
助かっているということです。

 

その助かっている「事実」を
伝えればいいのです。

 

この時に大事なのは、
より具体的に伝えるということです。

 

たとえば・・・

 

今まで、私はこの仕事をするために
1日5時間かかっていました。

 

あなたがこの仕事をしてくれるおかげで、
私は1日5時間を他のことができます。

 

だから、すごい助かっているんです。

 

こんな感じです。

 

5時間、時間が短縮できているのは
事実です。

 

事実は感情のように上がり下がりしません。

 

このように
助かっているという事実を
具体的に伝えることが大切です。

 

さらに、
目標を立てて、
その目標を達成していることで
できていることを認識してもらうと
効果的です。

 

なぜなら、
目標が明確になっていれば、
こちらが伝えなくても
自分で確認ができるからです。

 

ほとんど会社で、
中途入社の社員さんに
目標を示せていないように思います。

 

いつまでに、
どのくらいできるようになって欲しい
という具体的な目標を立てて
一つ一つクリアできている事実を
積み重ねていくことが大切です。

 

事実を積み重ねていくことで
感情に揺り動かされたとしても
自分で立て直すことが
できるようになるからです。

 

なので、、
中途社員さんには
具体的な目標を立ててクリアすることで
自信を持ってもらえるようにすると
よいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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