18歳以下の子供に
一律10万円の給付をするか?
どうか?の議論が続いています。
この10万円給付案は、
公明党が選挙公約に掲げたものです。
所得制限をかけることなく
一律に10万円を支給するというものです。
公明党としては、公約に掲げた以上、
実施したいのだと思います。
これに対しては、
所得制限をかけるべきではないか?
という声や、
子どもに限らず、仕事を失った等
困っている人に給付すべきではないか?
という声が上がっています。
ワイドショーの司会をしている
谷原さんには6人のお子さんがいるそうで
60万円、もらえることになるなんて
言っていました。
そう考えると、
本当に必要な給付なんだろうか?と
考えてしまいます。
前回の給付の時は
ほとんどのお金が貯金に回った
だけだったそうです。
この手の話は難しくて、
立場によって見解が違います。
子どもがいる人が有利で
いない人が不利だみたいな話になります。
やり方を間違えると、
世の中に分断をもたらします。
こういう問題を
どのように解決したらよいでしょうか?
それは・・・
思考のレベルを上げることです。
以前もブログで紹介している
「トリプルループ」思考です。
ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。
①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
「方法の適切さ」について考えます。
②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
「目的・目標の適切さ」について考えます。
③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
「目的・目標設定の信念・価値観など」
について考えます。
シングルループ、つまり、
一律給付が良いか?悪いか?を
議論しているから、堂々巡りになるのです。
良いか?悪いか?は、
立場によって考え方がちがうので、
それぞれの立場で正しさを
主張し合っても解決しないのです。
そんな時は、
ダブルループで考えます。
そもそも、何のために、
10万円給付をするのか?
という問題です。
これについては、
公約を示した公明党代表の山口氏は、
ワイドショーで次のように述べました。
コロナで困った子どもたち自身、
子育て世帯に対する緊急的な支援だ。
スピード感をもってやる必要がある。
ということは、
困っている人をスピーディーに
助けるための施策です。
だとしたら、
今回の10万円給付が
この目的に対して有効な施策か?
が、判断のポイントになります。
さらに、トリプルループでは、
どうして、この問題がこんなにも
話題になっているのか?を考えます。
おそらく、
子どもに10万円を給付することに、
有効性を感じないのに、
公明党が選挙公約だから
実現しようとしているように
見えているからではないか?
と思うのです。
困っている人に給付するなら、
もっと前にやるべきであって、
選挙が終わった今やるのは、
人気取りに見えてしまうのだと思います。
つまり、
10万円給付を政争の具にしていること
に対する反発なんじゃないか?
と思うのです。
さらにいうと、
その反発を煽って、
与党の対立をワイドショーのネタにしたい
マスコミ側の思惑もあるかもしれません。
だとすると、
この議論に乗せられているだけ
なのかもしれません。
このように、
シングル、ダブル、トリプルの
三つの視点で見る癖を付けると
物事を見る視野が広がってきます。
そして、視野が広がると
感情的ではなくなり冷静になります。
冷静に見れるようになるというは、
昨日のブログで書いた
発達段階が上がったということです。
発達段階で4段階以上にないと、
トリプルル―プでモノを見ることは
難しいのだと思います。
ということは、
トリプルループで見るように
心掛けていると、
発達段階も上がっていくのだと
思います。
発達段階を上げたい方は、
トリプルループ思考がおすすめです。
ただ、それが必ずしも、
幸福になることを保証しないことは
お忘れなく・・・
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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