なんで?と聞いても意味はない

2021年7月、
東京都議選の選挙運動期間中に
無免許運転で人身事故を起こし、
公表しないまま当選した
木下富美子都議が
4ヶ月ぶりに姿を現わしました。

 

体調不良で議会に出席できず、
その間の議員報酬も受け取らず、
NPO法人に寄付をしたそうです。

 

自分なりには反省し、
これからの議員活動の中で
信頼回復をしていきたい
とのことでした。

 

私は、東京都民ではないので、
どうこう言う資格もないのですが、
ちょっと理解できません。

 

東京都議会でも
2度の辞職勧告決議案が出されています。

 

このまま政治活動を行っても、
まともに議員活動ができると
思えないのですが・・・

 

現に、他の議員は、
木下議員が参加するはずだった委員会は
開かれませんでした。

 

なんで、辞めないのでしょうか?

 

私は、このように
自分が理解できない人がいた時に
考えるようにしていることがあります。

 

それは・・・

「人は選んでいる」

ということです。

 

無免許で
人身事故を起こしているので、
法令違反です。

 

議員は、誰よりも
法令順守を求められる立場です。

 

本人としては、
二度と起こさないように
免許の再取得はせずに
車も運転しないと決めたし、
車も処分したとアピールしていますが、
そういう話ではありません。

 

社会のルールを
破ってしまったのだから、
罰は受けなければなりません。

 

でも、本人は、
続けることを選んでいるのです。

 

私には理解ができないのですが、
本人には続ける理由があるのです。

 

いつも、ブログに書いている
「ルービックキューブ」です。

 

人が「ルービックキューブ」を見た時に
どう頑張っても3面しか見えません。

 

しかし、実際には6面存在しています。

 

だから、全てを理解することなんて
できなんだということです。

 

だから、自分が理解できない人が
いることを知っておく必要があるのです。

 

ここのところ、ずっと、
発達段階について書いているのは、
今回のような問題を乗り越えるヒントが
あるように思うからです。

 

以前のブログでも書きましたが、
人の発達段階を無理に引き上げることは
できないのです。

 

発達は「する」ものではなく、
やむにやまれて起きてしまうものだからです。

 

そのため、
あらゆる価値観や世界観が
絶対的なものでないことを受け入れないと
対立に巻き込まれます。

 

対立に巻き込まれれば、
自らの発達段階が下がります。

 

それは、決して、
望ましいことはありません。

 

相手と対立するではなく、
相手と自分を含めた構造そのものを
問題として、自分事として、
その構造に変化を促すことが大事なのです。

 

そのためには、
相手を次の高い段階に
無理に引き上げることではなく、
今の段階での健全な成長をめざすことが
求められているのです。

 

ちょっと、何を言っているのか?
分からない話になってしましたが、
木下議員に「なんで辞めないの?」
と聞いても意味がなくて、
どうにもならないところまで、
見守るしかないのです。

 

そこで、現実を受け入れられれば、
変われる可能性もありますが、
現実に適応できなければ、
それはそれで、相当のストレスを抱える
ことになるのだと思います。

 

『是非、続けて欲しい!』
という支援者の方もいるようですが、
本当にそういうことを分かっているのか?
不安な気持ちになります。

 

個人が尊重されるということは、
その結果も受け入れないといけない
という意味で、
非情なものなのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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