ビジョン・ミッション・バリューはそこある

昨日のブログで
社長が会社を譲るには、
部下に業務を任せられないと
いけなくて、

 

社長が部下に業務を任せられる
状況を作るためには
ビジョン・ミッション・バリューが必要!
ということを書きました。

 

今日はその続きを書いてみたい
と思います。

 

ビジョン・ミッション・バリューが大事!
とよく言われます。

 

そう言われて、
ない会社は作ろうとするのですが、
実は、ない会社なんてないと思っています。

 

どういうことか?というと、
会社として存在している限り、
ビジョン・ミッション・バリューは
すでに、あるのです。

 

ビジョン・ミッション・バリューも
なければ、世の中から
必要とされていないので、
会社として存在できないハズなんです。

 

だから、
ビジョン・ミッション・バリューを
作ろと言った時に
すでにあるものを言語化すれば
よいのです。

 

前回のブログでご紹介した
「トヨタフィロソフィー」も
トヨタグループの創始者豊田佐吉の
遺訓をまとめた豊田綱領が
元になっています。

 

「トヨタフィロソフィー」
https://toyotatimes.jp/report/shareholders_2021/157.html

 

つまり、
新たに作ったものではなく
元々、あったものを
時代に合わせてアレンジしたものです。

 

このように、
ビジョン・ミッション・バリューは
すでにあるものなのです。

 

そういう意味では、
どの会社にも
ビジョン・ミッション・バリューが
あるのだから、
言語化さえできたら、任せられるはずです。

 

しかし、現実はそうはなっていません。

 

それはなぜなのか?というと・・・

 

今回、豊田章夫社長が
後任の佐藤さんを選んだ理由として
こんなことを言っています。

 

トヨタの思想、技、所作を身に着けようと
現場で必死に努力してきた人物。
トヨタのトップはその体現者であって欲しい

 

このポイントは、
「身に付けようと努力をしてきた」
ということです。

 

つまり、
ビジョン・ミッション・バリューを
言語化するだけなく、
意識して行動をし続けることが
大事だということです。

 

できているかどうか?は別として、
意識して行動し続けていれば
できるようになる
と信じることができます。

 

その時に、目指すべきゴールとして、
ビジョン・ミッション・バリューが
必要なのです。

 

豊田章夫社長も
「トヨタフィロソフィー」について
こんな風に言っています。

 

今後、状況が変わり、
次のトップが悩んだときに、
羅針盤として活用してもらえれば
いいと思っております。

 

ビジョン・ミッション・バリューは、
現場、現場にあるもので、
当たり前すぎて、見逃してしまうから
ちゃんと言語化して
常に意識できるようにすることが
大事なのです。

 

そして、それを意識していれば
細かなことを言わなくても、
できるようになるから、
任せることができるようになるのです。

 

逆に、細かなことを言っている限り
任せることは難しくなります。

 

人に任せてきたからこそ
トヨタはここまで大きくなりました。

 

信じてもらっているという実感が
社員にあるから
ビジョン・ミッション・バリューを
考えて体現しようと思うのです。

 

社長も社員も、ともに
ビジョン・ミッション・バリューを
本気で実現しようと思うことが
会社の成長につながるのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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