国産のジェット旅客機として
開発されていたスペースジェットの
開発中止が決定しました。
2008年3月
「MRJ」
ミツビシ・リージョナル・ジェット
という名称で、
三菱重工が国産初の
ジェット旅客機を飛ばすという
夢のあるプロジェクトが始まりました。
2015年11月には、
試験飛行まで行いましたが、
アメリカで耐空証明が取れず、
その後、開発に時間がかかりすぎ、
今回の開発中止となりました。
モノづくり日本の期待を背負った
プロジェクトが中止になるのは、
なんとも残念な気持ちになります。
詳細はよくわかりませんが、
こうなった原因は、
「国産初」にこだわりすぎたことに
あるようです。
三菱重工のライバルの
エンブラエル社の飛行機は、
すでに、アメリカで耐空証明を取り、
アメリカだけでなく、
世界の空を飛び回っています。
実は、エンブラエル社は、
ブラジルの会社です。
日本がブラジルに負けるのか・・・
ちょっと意外な気がします。
しかし、このエンブラエル社
ブラジルの会社ですが、
ドイツ人が立ち上げた会社です。
さまざまな国から集まった
メンバーからなる会社のようです。
それに対して、
三菱重工は、
自前主義にこだわった結果、
なかなか、他の国のメンバーと
一緒に開発ができなかったようです。
いつも、
研修でお伝えするのですが、
一人でやるやり方と
チームでやるやり方は違います。
一人でやる場合は、
自分のペースで最後まで
やることができます。
自分のこだわりをもって
妥協のない仕事ができます。
自分でやった!という
達成感もあると思います。
しかし、行き詰まった時、
他の視点が得られないので、
突破することが難しくなります。
その点、チームでやる場合は、
いろいろなアイデアが生まれたり、
自分の弱みを補ってくれる人がいるので
行き詰まった時に
突破しやすくなります。
しかし、人と人は違うので、
優先順位が違ったり、
自分の想い通りにならなかったり、
意見の調整に時間がかかったりします。
特にこだわりが強いと、
意見が衝突したりして、
コミュニケーションに時間がかかります。
話し合いの時間がもったいない!
しかし、人と人は違うので、
意見が違うのは当たり前なんです。
むしろ、違いから始まるのです。
お互いの違いを認め、
違う視点でものを見ることで、
お互い、今までと違った道が現れる・・・
これこそがイノベーションです。
多くの組織がイノベーションを
求めています。
しかし、
イノベーションを起こすには、
チームでやるやり方を身に付ける
必要があります。
このやり方を知らないままやるから、
チームでうまくいかないのだと
思っています。
もちろん、
やり方が分かっていることと
できることは違います。
しかし、まず、知らないことには
できるようにならないと思って
私は、組織開発の中で、
お伝えいているようにしています。
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今日も最後まで読んでいただき
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