昨日、大学2年生になる下の娘が
免許を取って以来、
5ヶ月ぶりに車を運転したい
というので付き合いました。
私はテスラに乗っているのですが、
電気自動車はクセがあるのと
サイズも大きいですし、
自動車保険も若年層に
対応していないので、
レンタカーを借りることにしました。
自分の娘が運転する車に乗る
というのが、私の夢でした。
ところが、現実は・・・
夢を見ている余裕もなく
自分を抑えるのに必死でした。
前回のブログで、
できる人ができない人に教えるのは
難しいと書きました。
『こいつら何にも覚えてない。やんねーし』
私は30年以上運転しているので、
ほとんど無意識で運転ができます。
娘の運転のあらゆることが
気になります。
最初は、家の前の
センターラインのない道路で
練習を始めたのですが、
いきなり、道路のど真ん中を
走り始めるわ・・・
一旦停止で止まるのですが、
肝心な交差点で止まらずに
突っ込んでいくわ・・・
右折の際、
交差点に入る前に
なぜか?右車線にいるわ・・・
免許を取って以来、5ヶ月ぶりですから、
仕方ないのかもしれせんが、
それにしたって、大丈夫なのか?
という感じです。
ここで、何やってんの!なんて
言えません。
本人が自信を失うだけです。
できない人にできない人なりに
どうやって、できるようにするのか?
考えるのが、上司の仕事!と
ブログに書いたばかりです。
問題は、
わかっていなくてできないのか?
わかっているのにできないのか?
わからないということです。
わかっているのにできないことを
わかっていないように教えたら、
本人は怒ると思います。
そんなのわかってるけど、できないの!
って言われそうです。
これ、どうやって、
本人に確認したらいいんだろうか?
めちゃくちゃ考えました。
そこで、思い付いたのは、
自分の動作を口にしながら
運転してもらうことにしました。
ブレーキに足を置いています!
アクセルに踏み変えました!
右を見て、左を見て、
人、車、いません!
ハンドルを切ります!
アクセル踏みます!
こんな感じで、
自分がやろうとしていることを
口にしてもらうようにしました。
もともと、自己表現性が高いので、
自分の行動を口にするのは、
苦にならないようです。
やろうとしていることを
口にしてもらえれば、
私も娘がわかってやっているのか?
わからずにやっているのか?
判断ができます。
わかっていないことだけ、
教えればよいのです。
また、自分の行動を表現してもらうと
私もその行動に対して、
承認することができます。
今のタイミングイイね!
車が来るのに良く気付いたね!
ハンドル切るタイミングもいいね!
こんな具合です。
さらに、承認ができていれば、
修正を伝えることもできます。
今のもう少し早くブレーキが
踏めるといいね!
ハンドルを切るのを
もう少し早くした方がいいね!
お陰で、娘と喧嘩することなく
娘の運転に付き合うことができました。
ただ、まだ、駐車場に
バックで入れるのは難しいようで
ハンドルとタイヤの向きの説明をしたのですが
わかってもらえませんでした。
(わかっていないことがわかりました。)
いずれにして、
やりながらでないと
できるようにならないので、
しばらく、運転に付き合おうと思います。
部下の指導において
頭ごなしに言うのではなく、
本人が何が分かっていて、
何がわかっていないのか?を把握した上で、
指導なり、アドバイスをすると
上手くいくと思います。
なんて、サラッと書いていますが、
湧き上がってくる感情を抑えるので、
必死でした。
教える方も、
やりながら、学ぶしかないですね!
でも、これも、今のうちで、
一人で運転できるようになったら
一緒に乗ろう!なんて言ってくれなく
なるのでしょうね!
せっかくなので、今を楽しみたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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