部下の前で他の部下の悪口を言わない

前回のブログで
業績の良い店長さんの話を書きました。

 

業績の良いお店にするためには、
ミスをしても隠さずに言える職場にする
ことを心がけているということでした。

 

そして、そのためには、
怖がられないことが大事だと書きました。

 

怖がられないためのポイントは、
挨拶をすることと書きましたが、
実はもう一つあるということでした。

 

今日は、
そのことを書きたいと思います。

 

怖がられないための
もう1つのポイントは・・・

 

社員の前で
絶対に別の社員の悪口を言わない
ということだそうです。

 

悪口のつもりでなくても
その場にいない社員の話をすると
めぐりめぐって、話が盛られて
本人に知るところとなります。

 

そうなると、
この上司は自分の悪口を言っている
ということになって、
自分のミスを隠そうとします。

 

そうなると、
ミスを隠さず言ってもらうことが
できなくなります。

 

上司にとっては、
何気ない一言でも
部下にとっては、怖いんです。

 

組織にいる人間とって
上司ってそういう存在なので、
まず、それを理解することが大事です。

 

それを理解した上で
特に気を付けて欲しいのは、
効き脳でC脳が高い上司です。

 

効き脳というのは、
思考のパターンです。

 

人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つで、
4つに分けることができる
と言われています。

 

それぞれの「脳」を分けると

A脳: 論理・理性脳
B脳: 計画・堅実脳
C脳: 感覚・友好脳
D脳: 全体・創造脳

の機能があります。

 

診断によって、
自分の「脳」の傾向が分かります。

 

C脳というのは、
感覚・友好脳と言われるもので
相手の気持ちとか、
場の雰囲気を感じ取ることが
得意です。

 

だから、部下と一緒にいる時に
部下と友好的な関係になろうとします。

 

人と友好的な関係になるために
手っ取り早い方法は何か?というと・・・

 

共通の敵を作ることです。

 

共通の敵がいれば、
敵の敵は味方ですから、
お互いの関係性は良くなります。

 

つまり、部下と一緒にいる時に
ここにいない部下の話をすると、
一緒にいる部下との関係性は
良くなくなります。

 

別に敵にするつもりはなくても、
話しの流れで、
どうしても、マイナスな話に
なりがちです。

 

これは、
悪口を言いたいのではなく
相手との関係性を良くするために、
話しやすいことを話している
だけなのです。

 

C脳は、
相手との関係性を優先するので
無意識に、
他の社員の話をしている時があるので、
気を付ける必要があるのです。

 

私も、C脳が高いので、
気を付けるようにしているのですが、
なかなか、難しいので、
できるだけ良い話をするようにしています。

 

人は強みでやらかすからこそ、
強みをコントロールすることが
大事だと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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