昨日は、
チームビルディング経営塾7期
の5回目でした。
6回シリーズなので、
今回を含めて残り2回です。
5回目のテーマは
「コミュニケーション」です。
よく、コミュニケーションが大事!
と言われますが、
どうして、大事なんでしょうか?
何だか、当たり前すぎて、
なんと答えてよいものか?
それは
「実行力」を高めるためです。
あまり、ピンとこないのでは
ないのではないでしょうか?
今日はこの話をしたいと思います。
やると決めたことをやるのが
「実行力」です。
どんな組織でも成果を上げるために
計画を立てます。
計画どおりに実行できれば、
結果が出ます。
その結果が、望ましいものか?
望ましくないものか?は
別として、結果は出ます。
望ましければ、OKだし、
望ましくなければ、
次の手を打てば良いのです。
成果(望ましい結果)が出るまで
計画を立てて、実行すればよいのです。
「実行力」があれば、
成果を出すことができます。
多くの組織が成果が出ないのは、
成果が出るまで、
「実行力」が続かないのです。
なぜ、「実行力」が続かないのか?
それは・・・
コミュニケーションが足りないからです。
これについては、
いつもブログで紹介している
この本にヒントがあります。
「戦略と実行」
清水勝彦著 日経BP社
この本の中にこんな一文があります。
====================
説得するとは、
論理や力で相手に
屈服させられることではなく、
相手の立場、価値観を理解し、
許容することである。
論理で100%納得させることはできない。
====================
さらに、
こうも書かれています。
====================
決まったことを
実行するのだという潔さ
制約に対しては
反対や抵抗でなく
創造で乗り切るのだという気概
いってみれば
実行の文化が必要だ
====================
計画の段階で
満場一致になることはありません。
誰かしら、何かしら、反対があるものです。
だから、計画に賛成でなくても、
やると決めたら、
いつまでも反対していないで
できる方法を考えてやってよう!
という組織風土を作ることが大事だ!
ということです。
この組織風土は、
「コミュニケーション」があって、
はじめて、作られます。
理屈や力で
言う通りにするのではなく、
相手の立場や価値観を理解して
容認することが大事です。
人と人は違う
ルービックキューブのように
必ず見えない面がある
見えない面があるから、
見ようとすることが大事です。
見ようとすることで、
相手の立場や価値観を理解する
ことができます。
そして、
見ようとするから
コミュニケーションをとるのです。
コミュニケーションを取っても
相手の立場や価値観は理解できない
かもしれません。
でも、
相手の背景を感じることで、
やってみてもいいんじゃないか?
と思えてくる…
結局、
やってみないと分からないし、
やりながらでないと学べない
のであれば、
最初から、分かる必要もありません。
このやってみてもいいんじゃないか?
と思えるようになるためにも
コミュニケーションが必要なのです。
分からないなら話そうよ!
という組織文化が
実行力のある組織になるために
大事なことです。
人と人は違うのです。
だから、
違いが明らかになってからが
本当のスタートです。
違うことは悪いことでは
ないのです。
そこから、
コミュニケーションを取って、
共通の目的を握ってから
始めてこそ、自分事になり、
自分事になるから、
実行力が生まれるのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
====================
若手が辞めない組織を作る
「心理的安全性」の高い組織の作り方
====================
※以前、私が開催したセミナーです。
私の仲間が講師を務めます。
若手や優秀な若手中堅が辞めていくのを
なんとかしたい・・
若手社員のモティベーションを上げたい・・・
管理職のマネジメント力を上げたい・・・
このような問題は
「心理的安全性」の高い組織を
作ることで解決できます。
このセミナーでは、
「心理的安全性」の高い組織を作り方を
ワークを通してお伝えします。
詳しくはコチラをご覧ください。
https://sokoage.net/safetyseminar/
コメントを残す