先日、お客様の会社で
社員さんの面談をしてた時に
こんなことを質問されました。
人のために「強み」を活かすって
どういうことですか?
私はいつも
「強み」と「弱み」の話をする時に
こんなことを伝えています。
人それぞれ「強み」と「弱み」があります。
「弱み」って悪いものという
イメージがあるかもしれませんが、実は、「弱み」は、
誰かの「強み」を引き出します。「弱み」があることで、
その部分を誰かに補ってもらおう
必要があるからです。その「弱み」を補うのは、
誰かの「強み」です。「弱み」を補ってもらうことは、
誰かの「強み」を引き出していること
になります。「強み」は、
誰かの役に立つために与えられて
いるのです。「強み」は
誰かのために使えば長所になり、
自分のためだけに使えば
短所になるのです。だから、
人のために「強み」を活かしましょう!
このように説明していますが、
人のために「強み」を活かすって
どうすればいいいのか?
と問われると・・・
なるほど・・・
改めて聞かれて、
私もすぐに説明ができませんでした。
そこで、改めて考えてみました。
3つあると思います。
1つ目は、
自分の「強み」を認識していることです。
これが意外と難しくて、
自分では当たり前にできることで、
周りからスゴイ!と言われることが
「強み」なので、
自分で認識しづらいのです。
そんな中で
自分の「強み」を認識しておく
ことがポイントです。
2つ目は、
相手のことを見ていることです。
自分の「強み」が
相手の役に立つのではないか?
と気づくためには、
相手を見ていないと気付けません。
相手が何に困っているのか?
が分かるぐらい、
相手を見ていることが必要です。
矢印が内向きになっていると
相手が何に困っているのか?
わかりません。
3つ目は、
相手との関係性が良いことです。
人は「弱み」を見せたがりません。
相手の「弱み」を補おうと思っても
拒否されるかもしれません。
拒否されるかもしれないと思ったら、
手を差し伸べることもできません。
「弱み」をオープンにして、
「強み」を受け入れてもらえるだけの
関係性が必要です。
このように考えると、
結局、SSR理論だと思うのです。
いつもブログに書いていますが、
SSR理論とは、
Strength(人材力)、
Structure(組織力)、
Relation(関係力)
の頭文字の略です。
自分の強みというのは
人材力で、
相手が何に困っているのか?は
目標設定なので、組織力で、
「弱み」をオープンにできるのが
関係力です。
このように組織が機能している場合、
必ず、SSRが満たされています。
こういう見方ができるようになると
組織の成果を上げる再現性が
身に付くと思います。
人のために「強み」が活かせていない
と思ったら、
SSR理論の何が欠けているのか?を
考えてもらうと、
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