何をやっても上手くいかない時

ジャニーズ事務所の会見で、
特定の記者を指名しないように
「NG記者リスト」が存在していた
ということがニュースになっていました。

 

先日の記者会見においては、
記者の質問に答える時間が十分でなく
ルールを守らない記者がいたり
ヤジを飛ばす記者がいたり
ずいぶん荒れていたようでした。

 

記者会見中、井ノ原氏から
記者がなだめられる場面もあって、
どっちに問題があるのか?
カオスな状態でした。

 

それは、誰を当ててはいけないか
が決まっていて、
手を上げても当てられず、
イライラから出ていたものだったのですね!

 

しかし、前々回の記者会見では
ルールを守らなかったり、
質問なのか、演説なのか?
要領を得ない質問をする記者もいて

 

そういう記者に質問をさせないことも
より多くの記者の質問に答えるためには
必要だったようにも思います。

 

現に、井ノ原氏からが
記者をなだめた場面では、
同業の記者からも拍手が生まれていました。

 

ただ、その拍手に対して、
井ノ原氏にそんな資格がないとか
ジャニーズ事務所への忖度だとか
そこから批判が起こるという
無間地獄のようになってきました。

 

ジャニーズ事務所は、今、
何をやっても上手くいかない状態にあります。

 

こんな時は、
どうしたらよいのでしょうか?

 

それは、手放すことです。

 

私が一番問題と思うのが、
加害者が生存していないのであれば、
その当時の側近が出てきて、
話すべきなのに、
何も話していないということです。

 

それをしないところを見ると
それをしたら、全てが壊れるほどの
ものがあるのだと思います。

 

それは墓場まで持って行って
もらおうということなんでしょうけど、
それをしている限り、
何をやっても上手くいないのだと思います。

 

根本のところを正さずに積み上げても
結局、どこかで崩れるんだと思います。

 

ただ、今回は内容が内容なだけに
全てをオープンにすればいいという
問題ではないと思います。

 

だからといって、
オープンにしなければ、
積み上げたものが崩れる・・・

 

最終的には、
ジャニーズ事務所を解体する
というのですから、
崩れることを前提としているので
それも覚悟の内なのかもしれませんが・・・

 

ただ、被害者の方もいるし、
活躍中のタレントの方々もいるのだから、
今、崩れるわけにはいかないと思います。

 

創業者がやってきたことが悪質なだけに
今さらどうしようもない問題だと思います。

 

前々回の記者会見の時も
東山社長が対話を求めていましたが、
マスコミ全体でこの問題を解決しよう
としないと解決しない問題なんだと思います。

 

そのためには、マスコミを巻き込んだ
対話が必要なわけで、
そう考えると、今回のNGリストは
やはり悪手だったのだと思います。

 

記者会見だけを乗り切ろうとするから
こんなことが起るのだと思います。

 

この問題を解決するために
東山社長が、
もっと大きな枠組みを描けるように
なる必要があると思います。

 

結局、どうにもならないのは、
内側だけで考えているからであって、
もっと、外側に働き掛けないと
解決しないのだと思います。

 

経営学者のビータードラッカー氏は
「すべての成果は組織の外にある」
と言っています。

 

どうにもならない時こそ、
外側に目を向ける必要があると思います。

 

成果は常に外にあるのです。

 

そのためには、
社長は外に出る必要があると思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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