昨日は、コンサルタント仲間が集まって
悩みや解決した問題を解決する
勉強会でした。
その中でテーマになったのは、
『Z世代との向き合い方』です。
チームビルディングの
コンサルティングの基本は、
本人がやりたいことをしながら、
チームの目標を達成するということです。
そのために、共通のビジョンを描き、
対話を重ねることで協力し合って、
共通のビジョンの達成に向かっていきます。
その前提は、
やりたいことがあることです。
ところが、Z世代の人に聞いても
やりたいことがないと答える人が多いです。
やりたいことがないとなると、
共通のビジョンが描けないので、
チームビルディングが成立しません。
Z世代はチームビルダー泣かせなのです。
では、Z世代の前に
チームビルディングは無力なのか?
そんな話をしました。
チームビルダーの仲間が言うには
Z世代にやりたいことがないのではなくて、
失敗したくない、
怒られたくない、
言われたくない、
間違いたくないと思うあまり、
リスクをとらないということでした。
だから、自分からやりたいことを
言わないのだそうです。
なるほど・・・
さらに、インターネットを使いこなし、
間違ったことや無駄なことを
探し出す能力が高いので、
すぐにできないと判断し、
チャレンジをしようとしないということでした。
その一方で、SNS世代なので、
承認欲求は高く、認められたい、
高く評価されたいという気持ちはある
とのことでした。
そう考えると、
やりたいことがないわけではなさそうです。
ただ、人前で、
思ったことは言わないので、
個別に話を聞きながら、
やりたいことを考えてもらうことが
必要になります。
それに有効なコミュニケーションが
「コーチング」です。
それはなぜか?というと・・・
コーチングをする時は、
評価を手放して、
相手の思考で考えるからです。
通常、人は、話を聞いていると、
自分の思考で考えます。
すると、何が起こるか?というと、
良い悪いの判断をします。
このブログを読んでいる時も
良い悪いの判断していると思います。
それをZ世代の人に対してやってしまうと
批判されたり、
否定されたり
怒られていると感じ取ります。
もちろん、
批判されても仕方がなかったり、
否定されても仕方なかったり、
怒られても仕方がないこともあります。
あるけれども、それをやってしまうと、
信頼関係が壊れて、
コミュニケーションが取れなくなります。
批判されても仕方がなかったり、
否定されて仕方なかったり、
怒られて仕方がないというのは、
自分で判断できるようになってもらう
必要があります。
そこに導こうとしたら、
評価を手放して、
相手の思考で考える必要があります。
自分の思考が入ると
相手をコントロールすることになり、
相手はコントロールされていると感じると
離れていきます。
基本、チームビルダーは
コーチングマインドでいますが、
より全集中でコーチングマインドでいないと
Z世代とは向き合えないんだということが
わかりました。
Z世代はチームビルダー泣かせ
というよりは、
チームビルダーとして試されている
という感じです。
人と人が違うとことを
どこまで本当に理解しているか?
Z世代という括り方をしている時点で
その理解はあやしいのですが・・・
本当に試されているなぁ~と思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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