ピンチのときこそ、強みを生かす

将棋の藤井聡太王位が、
「王位」というタイトルを
7年連続で守ったという記事を
ネットで目にしました。

その勝負を決めた対局は、
藤井さん自身が
「負けを覚悟した」と振り返るほどの
大接戦だったそうです。

そんな苦しい場面から、
最後の最後に勝負をひっくり返し、
逆転で勝ち切りました。

もし、この対局に負けていれば、
勝負は先へ持ち越されるところでした。

しかも、その舞台は、
藤井さんが昔から勝てずにいる、
苦手な場所だったそうです。

さらに、相手は、
最終局にめっぽう強い
「ミスター・フルセット」と言われる
伊藤匠叡王。

これだけ不安な材料があれば、
「何か特別なことをしなければ」
と考えるのが普通です。

その記事を読んでいて、
私が印象に残ったのは、
藤井さんの考え方でした。

先の不安を、あえて考えない。

目の前の一つに、集中する。

ピンチのときこそ、特別なことをしない。

これは、学びになると思います。

絶対に失敗できない場面や
なんとかしなければならない場面ほど、
「何か特別な手を打たなければ」と焦ります。

新しいやり方に飛びついたり、
一発逆転の裏ワザを探したり。

しかし、
追い込まれたときに
慣れないことや苦手なことをやっても、
たいていは上手くいきません。

ふだんやっていないことは、
肝心な場面で
できるはずがないからです。

私はこれまで、
弱みでピンチを脱したケースを
ほとんど見たことがありません。

だからこそ、
ピンチのときほど特別なことをしないのです。

「今、できる一つ」に集中する。

そして、これまで積み上げてきた
自分の強みで勝負する。

藤井さんが最後に逆転できたのも、
奇をてらわず、
いつも通り自分の得意な戦い方を
貫いたからだと思います。

言うのは簡単ですが、
ピンチのときに、
強みに徹しきれるのが
すごいと思いました。

目標が苦しいときこそ、特別なことをしない。

目の前の一つに集中し、強みに頼る。

それが、遠回りに見えて、
目標にいちばん近づく道なのだと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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