組織における「速さ」の正体とは?

先日、参加させていただいた
三郷金属工業さんの経営計画書に
こう書かれていました。

「答えがない時代だからこそ
『速さ』が大切」

思わず唸りました。

あればあるだけ時間をかけることを
よしとする価値観が揺らいでいる
私の胸に突き刺さりました!

 

 

 

 

 

 

 

この言葉は、

児島社長さんが、

「史上最速」の会社
クロスエフェクト社長
竹田正俊氏の著書
「世界一速い会社」の秘密
からの引用されたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

竹田氏いわく

「何が売れるかわからない時代だからこそ、
なるべく早く失敗して、
他社よりも先に正解にたどり着くことが大切」

さらに、こんなことが書いてありました。

シャープが2012年に3000人のリストラを
行った際、
アイリスオーヤマに転職した技術者が、
テレビのインタビューでこう答えていました。

シャープだと『品質→コスト→日程』
という優先度だが

アイリスオーヤマは一番が日程、
つまりスピードである」

 

 

 

とやかく言っている暇があるならやれ!
ということだと思います。

それはそれで、わかるのですが、
問題は・・・

いざやろうとなった時に組織が動かいない

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様の社長さんにもよく言われます。

「うちの会社は実行力がないんだよ!」と・・・

ここで、クエスチョン!

会社(組織)において
「実行力」って何ですか?

 

 

 

 

 

 

 

はい、時間です!

会社(組織)において
「実行力」とは

「関係性」です。

えっ!なんで?
と思われるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

組織で動く場合、
誰か1人のアイデアを
みんなで実行します。

基本、他人が決めたことは
やりたくありません。

しかし、組織で動く以上、
他人が決めたことを
やらなければなりません。

その時に
「あの人が言うんだから仕方がない」
という「関係性」
があることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

「関係性」が弱い組織だと、
アイデアを実行しようとするときに
反対する人が出てきます。

 

 

 

 

 

 

その人を説得して、ようやく、
前に進みます。

当然、スピードは遅くなります。

組織における「スピード」が足りないと
感じているのであれば、
「関係性」を見直してみるとよいと思います。

 

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