前回のブログで
「不安だと言って会社に来ない社員さんにどう接するか?」
という話を書きました。
話しの流れとしては・・・
個人としては
不安はコントロールできないから、
それはそれで仕方がない。
でも、組織の一員としては、
やらなけきゃいけないことがあって、
そこは使命感をどれだけ持っているか?
が大事です!というお話でした。
そんな話をしたら、
なんか丸め込まれている感じが
するんですよね!
というコメントをいただきました。
マネージメントする中で
一番問題だと思っているのは、
相手をコントロールするということです。
なぜ、
コントロールしてはいけないか?
というと考えなくなるからです。
コントロールされると
言われたことだけをやるようになるので
考える必要がなくなります。
考える必要がなくなると、
状況が変わると対応できなくなります。
答えが1つでない時代では
状況はめまぐるしく変わります。
状況が変わるたびに指示をしないと
いけないのですが、
コントロールが追いつきません。
どうして考えてやらないの!
ということなんでしょうけれども、
そもそもコントロールしてしまっているので
考えることができません。
今のような答えが1つでない時代では
コントロールをせずに
考えて行動できる状況を作る必要があります。
そう思っているのに、
丸め込まれているような気がする
と言われるのは、本意ではありません。
そう言われて、
改めて考えてみると、
私がやっていることは、
ルービックキューブの裏側があることを
伝えるということだと思います。
ルービックキューブを見た時に
6面ある内の3面しか見ることが
できません。
3面しか見ているよりも
6面を見て判断したほうが、
より適切に判断できると思うのです。
だから、
他の考え方があることを
お伝えをして上で、判断をしてもらう
ようにしているのです。
つまり、
選択肢を広げているのであって、
判断をコントロールしている訳では
ないのです。
しかし、結果として、
丸め込まれている感じがすると
言われてしまうと、
それはそれで何とかしなければ!と
思います。
では、どうしたらよいのでしょうか?
それは・・・
自分で決めてもらうことです。
自分で決めていないので、
丸め込まれているとは感じるのです。
自分がそうではないと思うのであれば、
そう決めればいいのです。
で、問題は・・・
自分で決めらないということです。
では、どうして決められないのか?
それは、
失敗を恐れているからです。
失敗をしたくないと思うあまり、
自分で決めることを避けているのです。
結局、答えが1つの時代ではないので
何を選んでも良いことと悪いことがあります。
以前、尊敬する経営者の方から
選択とは成果の出る方向に意思決定すること
と教わりました。
何を選んだとしても、
結果として成果が出るようにやるしかない
ということです。
何にを選んでも
良いことも悪いこともあるのだから、
それを乗り越えていくためにも、
自分が納得しておくことが必要です。
そこを自分で決めておかないと
良い時は良いのですが、
悪い時に受け止めることができません。
とはいえ、
自分で決めらない問題もあると思います。
その時は、決められる人を信じて
ついていくしかありません。
その時に、
忘れてはいけないのは、
決められる人を信じてついていくと
決めたのは自分だということです。
何となく決まるということは
あるのですが、
最終的に決めたのは自分だ
ということです。
と同時に
ついてこられる側としては、
自分で決めたいのだけれど、
それでは生きていけない人もいて
決めざるを得ない中で悩んでいる
ということも知っておく必要があると
思います。
なんとも締まりのない話に
なってしましたが、
現象の構造が分かっていれば、
人を責めずに済むのではないか?
と思っています。
結局、今いるメンバーで
何とかしないといけない訳ですから・・・
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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