新型コロナウィルスになりたい?

ここのところ、
コロナウィルスに対する
マネジメントについて書いています。

 

今回は視点を変えて、
コロナウィルスそのものについて
書いてみたいと思います。

 

実は、コロナウィルスは、
ごくありふれたウィルスだそうです。

 

日常にかかる風邪の10%~15%が
コロナウィルスによるもののようです。
(流行期は35%)

 

コロナウィルスは、
60年ぐらい前に見つかったもので、
今まで狂暴化したのが3回あります。

 

2003 年のSARS(重症急性呼吸器症候群)
2012 年のMERS(中東呼吸器症候群)
今回のCOVID-19(新型コロナウィルス?)

 

そもそも、ウィルスとは何なのか?

 

専門家ではないので、
ざっくりと書きます。
(間違いがあればごめんなさい!)

 

ウィルスは、一般的に
生物ではないと言われています。

 

生物は細胞を持っていて、
自分でエネルギーを生み出して
分裂することで増えていきます。

 

ところが、
ウィルスは細胞ではないので、
単体ではエネルギーを生み出せないし
自ら分裂して増えることも
できません。

 

だから、
生物に寄生して、
生き延びようとします。

 

生物の最上位にいる人間にとって
唯一の天敵が「ウィルス」です。

 

1918年の「スペイン」かぜでは、
3000万~4000万人の方が
亡くなったと言われています。
(8000万人とも言われています。)

 

1957年の「アジアかぜ」、
1968年の「香港かぜ」の
どちらも100万人以上の方が
亡くなっています。

 

天敵のウィルスに対して
人間はワクチンを開発して、
対抗してきました。

 

そうすると、
ウィルスの方も形を変えて、
人に襲い掛かります。

 

今回の新型コロナウィルスが
まさにこのパターンです。

 

ウィルスも生き残るのに必死です。

 

新型コロナウィルスが、
厄介なのは、感染しても、
軽症な人が多いことのようです。

 

最悪のウィルスとして知られる
「エボラ出血熱」は致死率が高く
平均して50%と言われています。

 

また、
SARS(重症急性呼吸器症候群)の
致死率は10%程度だそうです。

 

それに対して
新型コロナウィルスの致死率は、
武漢では2~4%
その他の地域では0.7%程度で
それほど高くありません。
(80歳以上は10%程度ですが・・・)

 

致死率が高ければ、
それなりに警戒をします。

 

また、重症化すれば、
見た目で感染者だと分かります。

 

それが拡大を抑える動きに
つながります。

 

また、エボラ出血熱のように
死んでしまうと動かないので、
感染が広がりません。

 

しかし、新型コロナウィルスは、
軽症なだけに、自覚症状もなければ、
見た目で感染しているか分かりません。

 

そのため、警戒心を抱かせないので、
広範囲に広まります。

 

広範囲に広まった結果、
致死率は低くても、感染者が増え、
死者数も増えるという結果に
なっているようです。

 

これを、
新型コロナウィルスの側からみると
してやったりですよね!

 

思いっきり翻弄されています。

 

強ければ警戒されるので、
あえて弱くして、
見つかりにくくして広げる
という戦略です。

 

なかなかしたたかな相手です。

 

弱いから生き残る!

 

別に強いインパクトを与える
必要はないのです。

 

弱いからいいんです。

 

人や組織を変える時も同じです。

 

大きな力で一気に変えるよりも
よりも小さな力で
ジワジワと変えていったほうが
上手くいくということです。

 

ブログで何度か書いていますが、
私は20年前に祖父の会社で
経営の方針について祖父と争って
結果、会社をつぶしてしまいました。

 

一気に大きな力をかけると
モノも人も壊れるのです。

 

特に下から組織を変えようとしたら
時間をかける必要があります。

 

チームビルディングをやっていると
社長に変わってもらいたい!
という声も聴きます。

 

私からすると、
社長さんも社員さんも
どっちも変わってもらいたいのですが
いずれにしても時間がかかります。

 

対話の場を作り、
ちょっとずつ相手のことが見えてきて
変われる人から変わっていく・・・

 

そんな風に組織を変えていきます。

 

そう考えると、
組織を変えていくには、
新型コロナウィルスが有効って
ことですかね?

 

ということは、
新型コロナウィルスになりたい!
ってことかな?

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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