マスクを配るのも悪くないだろう・・・

マスク2枚を5000万世帯に配る
という政策の評判が悪いですね!

 

2枚というのは、
たしかにしょぼいですけど、
これでコロナウイルスを解決する!
という話でもありません。

 

また、
世界各国が国民に
休業補償をしているのに
日本はマスク2枚かよ!と
嘲笑している投稿なんかも目にします。

 

しかし、
日本も、雇用保険の原資から
90%の休業補償を行います。

 

新型コロナウイルス感染症にかかる雇用調整助成金の特例措置の拡大
https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000614800.pdf
※詳しくは社労士さんにご相談下さい

 

また、緊急貸付も行っています。

 

新型コロナウイルス感染症特別貸付
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html
※詳しくは税理士さんにご相談下さい

 

十分ではないかもしれませんが
無策ではありません。

 

マスク2枚でなんとかしろ!
なんて言っていません。

 

もう、いい加減、自虐的に
自国を貶めるのをやめにしないと
国際競争力のない国になってしまいます。

 

愛国心の強い国に勝てませんから・・・

 

ところで・・・

 

なぜ、政府はマスクを配ったのか?

 

実は、4月1日から
国会でもマスクをしている議員が
増え始めました。

 

安倍総理もマスク姿で
答弁する姿が取り上げられました。

 

なぜ、急にマスクをしだしたのか?

 

その答えは・・・

 

4月1日の
新型コロナウイルス感染症対策本部
での議論にあります。

 

安倍総理は、討議を踏まえ、
次のように言っています。

 

マスクについては、政府として生産設備への投資を支援するなど取組を進めてきた結果、電機メーカーのシャープがマスク生産を開始するなど、先月は通常の需要を上回る月6億枚を超える供給を行ったところであり、更なる増産を支援し、月7億枚を超える供給を確保する見込み。

全国の医療機関に対しては、先月中に1500万枚のサージカルマスクを配布した。さらに、来週には追加で1500万枚を配布する予定である。

加えて、高齢者施設、障害者施設、全国の小学校・中学校向けには布マスクを確保し、順次必要な枚数を配布していく。

布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効であると考えている。来月にかけて、更に1億枚を確保するめどが立ったことから、来週決定する緊急経済対策に、この布マスクの買上げを盛り込むこととし、全国で5000万余りの世帯全てを対象に、日本郵政の全住所配布のシステムを活用し、一住所あたり2枚ずつ配布することといたします。再来週以降、感染者数が多い都道府県から、順次、配布を開始する予定。

全文はコチラ
新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/1corona.html?fbclid=IwAR0iC3NTfGNojS4sj6fkOjctAzTVK-Dc38OFWOyoIpg0iS2mgzFnT0sghyg

 

ようやく、国として指示した
マスクの生産が開始され、
供給ができるようになったのです。

 

つまり、
国民にマスクが行き渡るように
なりました。

 

それまでは、
政治家の皆さんはマスクをして
いなかったのです。

 

それは、批判を恐れてなのか?
政治家の信条なのか?
わかりません。

 

しかし、少なくても
このタイミングは偶然ではないと
思います。

 

「マスクなんかいらない!」
という声もありますが、
実際、毎朝、ドラッグストアの前には
行列ができています。

 

マスクがあることで、
行列に並ぶ人が減ると思います。

 

また、布マスクは、
サージカルマスクに比べるとを
性能は劣るとの批判もありますが、
飛沫飛散の防止・低減では有効です。

 

無症状感染者が
感染を拡大させない目的で
使用するには効果があります。

 

また、
マスクが店頭に並ぶようになっても
行列ができることで感染が広まったり
仕事や子育てで並ぶ時間がない人も
いるので家に郵送するのだと思います。

 

私は政府の肩を持つつもりは
ありませんが、
あまりにも真意が伝わっていません。

 

真意のメッセージが
悪意のメッセージにかき消されています。

 

悪意のメッセージで
世の中がよくなるなら良いと思います。

 

しかし、それは、
前に進もうとする人のやる気を奪い、
組織改善のブレーキになります。

 

悪意のメッセージを出している人も
その組織の一員ですから、
結局、組織改善が遅れる損失を被ります。

 

結局、自分に返ってくるのです。

 

もっとも、
本当に悪意があるわけではありません。

 

共感を得たいだけです。

 

「君もそう思うよね!」

 

私も共感を得たいと思っています。

 

それ自体は悪いことはありません。

 

それだけに、
共感を得たいがために悪口を言うのは
本当に気を付けないといけないのです。
(私もやっているかもしれません。)

 

会社も同じです。

 

社長がやろうとしていることに
皮肉を言ったり、
悪口を言ったりして、
前に進ませようとしない
ということがあったります。

 

社長の思い付きに
振り回されているということも
あるかもしれません。

 

それでも、
よく考えてみたら、
自社にとってプラスになると思ったら
そういう考え方もあることを
周りに表現すべきだと思います。

 

あ~そういう考え方もあるのか!
というのが対話の始まりであり、
組織開発の始まりでもあります。

 

しかし、マスクの件は、
政府がもうちょっと上手に
伝えられないものなのでしょうか?

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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