先日のブログで
「社長は早すぎます!」
ということを書きました。
これについて、
早すぎるのは分かったけど
どうしたら待てるようになるのか?
という質問をいただきました。
今日は、
それについて書こうと思います。
待てない理由については、
2つあります。
1つ目は・・・
先日のブログにも書きましたが、
「時間軸」の違いです。
社員に伝える時点で、
社長は何時間も何十時間も
それについて考えています。
それに対して、
社員は社長から話を聞いた時に
その話を初めて聞きます。
だから、そもそも、
社長と社員では考えている量が
違うのです。
だから、
その差を埋めるための
コミュニケーションが必要だと
説明をしました。
つまり、
待つというよりも
コミュニケーションを取りましょう!
という話です。
これが1つ目です。
そして、2つ目が
今回、話したい話なんですが、
少し耳の痛い話かもしれません。
それは・・・
社員を「人」として見ていない
ということです。
そう言われると、
社員を大切にしているし、
「人」として見ていますよ!
と反論したくなるかもしれません。
しかし、
「遅いよ!」と思っている時点で、
「早く動けよ!」と思っているわけです。
「早く動けよ!」と
思っているのであれば、
人を「モノ」として見ています。
それは、分かりやすい例で言うと、
人をエアコンだと思っている
という話です。
リモコンで ”ピッ” と押せば、
動くみたいな話です。
もし、ボタンを押したのに
動かなったら、どう思いますか?
「早く動けよ!」と思います。
そんな感じです。
しかし、
人はそんなに単純ではありません。
感情もあるし思考もあります。
完全に無になって、
人の言うことを聞くなんてことは
できません。
それを無視して、
「早く動けよ!」というのは、
「人」として見ていないと思うのです。
「人」として見られていないのに
よし、頑張ろう!と思う人はいない
と思うのです。
あっ!
別に、責めているわけでは
ありません。
構造の話をしています。
雇用契約上、社員は指揮命令下にある!
なんて思ったら、そうなります。
それが普通ですね!
上に立つものを下を管理する。
親子関係なんか、その際たるものです。
親は子供を思い通りに
コントロールしようとします。
しかし、コントロールした時点で、
「人」としてみていません。
では、「人」としてみるというは
どういうことか?というと・・・
相手の感情や思考も考慮して
相手と接するということです。
そのためには、
相手が何を考え、
何を感じているのか?が
分からないと難しいと思います。
普通は分かりません。
だったら、
相手に質問をすればいいのです。
それは、つまり「コーチング」です。
相手に質問をすることで、
相手に考えて、決めてもらう
ということです。
相手に考えてもらえば、
「時間差」はありません。
一緒に考えているので・・・
つまり、
待てるようになりたいのであれば、
コーチング力を身に付けて下さい
ということです。
でも、思考が早い社長に限って
コーチングが苦手ないんですよね!
それは悪いことではなく
強みが逆に働いているだけです。
もともと、思考が早いので、
練習すればできるようになります。
それをやろうとするか?どうか?の
問題だけだと思うんですよね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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