ロシア軍によって行われている
とされている残虐行為について
駐日ロシア大使に
インタビューした記事が
ネットにあがっていました。
虐殺は「自作自演のでっち上げ」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6423415
その記事によると、
ブチャで起った虐殺については、
ウクライナのでっち上げだというのです。
また、民間施設への攻撃も認めず
軍事施設しか攻撃していないとのこと。
インタビューの最後の最後まで、
民間人に犠牲が出ていることへの
責任を認めようとはしませんでした。
しかし、戦争をしているのです。
誤爆や誤射はあるはずだし、
軍紀の乱れから略奪だって
あるはずです。
民間人の儀性はないなんて
信じられる話ではありません。
民間人の犠牲があることを
認めたほうが、信憑性があります。
しかし、
何を言っても否定します。
全否定すること自体、
信用できないのです。
インタビューした金平キャスターも
話をしていて頭がクラクラした
と言っていました。
このやり取りを見ていて、
見事な「Uの字」を描いていると
思いました。
「Uの字」というのは、
いつもブログに書いている
「U理論」です。
「U理論」には、
「上」と「下」があります。
「上」に行くと上手く行かなくて、
「下」に行くと上手く行きます。
今回は、上手く行かない
「上」のパターンです。
ただ、今回がいつもと違うのは、
やむを得ず「上」に行っている
ということです。
この大使は日本にいるので
ウクライナで起こっていることを
知っているはずです。
しかし、立場上、
知らないふりをしないといけないのです。
知らないふりをしようとすると
どうなるか?というと・・・
「ダウンローディング」
起こった現象を認識する段階です。
ここがスタートです。
↓
「観ない」
知らないふりをしないと
いけないので、
真実を見るわけにはいきません。
見てしまうと
自分の主張が揺らいでしまうからです。
↓
「しがみつく」
相手の話の流れに乗らないように
自分の主張にしがみつきます。
↓
「不在化・傲慢」
自分に都合が悪くなると、
悪いのは相手だ!となります。
自分を棚に上げて相手を批判するので
傲慢になります。
↓
「操る」
周りを自分の思い通り操ります。
可哀そうな私を演じます。
↓
「自己欺瞞」
事実をすり替えて
なかったことにします。
↓
「力の濫用」
大声を出したり、脅したり、
自分の言うことをきかせようとします。
↓
「棄てる」
話もしなくなり、
相手を避けるようなります。
↓
「破壊」
人間関係は破壊され
信頼関係が失われます。
結局、何が言いたいのか?
というと・・・
知らないふりをしていても
結局、「上」に上がって、
人間関係が失われるということです。
つまり、立場を守ろうとしたり、
自分の主張を無理に通そうとしたり
人の話しに耳を傾けないと
人間関係が失われるのです。
大使の仕事とはいえ
知らんぷりを通すのは大変だな!
と思うのです。
この大使の姿を見ていて
こんな仕事はしたくないな!
と思いました。
結局、
自分が正しいと思うことをしないと
続けられないし、
続けられないと成果も出せないと
思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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