いつも、私がブログで
チームの成果は
「人」×「しくみ」×「関係性」
と書いています。
先日、お客様の社長さんと
お話をしている時に、
うちの会社に「しくみ」がない
とおっしゃっていました。
「しくみ」とは
具体的にいうといろいろあって、
朝礼や会議や面談や発表会などは
情報共有のための「しくみ」です。
就業規則や人事制度や評価制度なども
組織を動かすための「しくみ」です。
役職や階級や職種なども
役割を明確にするための「しくみ」です。
QC活動や３S活動や委員会活動なども
組織を活性するための「しくみ」です。
ビジョンやミッションやバリューや
目的や目標なども
組織の存在意義を明確にするための
「しくみ」です。
このように、
本当にたくさんの「しくみ」があります。
社長さんが
「しくみ」がないと言っているのは
「しくみ」が何もないということでは
ないと思います。
あるものはあると思います。
では、社長さんがないと言っているのは、
どんな「しくみ」なんでしょうか？
それは・・・
成果を上げるための「しくみ」です。
たとえば、
ビジョンやミッションやバリューは
文字としてはあるのだと思います。
しかし、それが、
成果を上げるための「しくみ」に
なっていないのだと思います。
それは、会議も面談も役職も
人事制度も委員活動も
成果につながっていない
ということだと思います。
それは、なぜなんでしょうか？
それは・・・
「目的」がハッキリしてないからです。
「目的」がハッキリしていないから
「しくみ」が機能しないのです。
当たり前の話なんですけど
「目的」がハッキリしないものは
この世からなくなります。
「目的」がないのに
存在しているとしたら
それは別の「目的」があります。
別の「目的」のために
「しくみ」を動かしているから
成果が上がらないのです。
社長さんが言うように
会社に「しくみ」がないのであれば、
それは「目的」が不明確だからです。
「目的」を明確にしていくと、
自然と「しくみ」って
生まれてくるものなのです。
だから、
「しくみ」がないから作ろう！
というように、
「しくみ」作ることが目的になると、
うまくいきません。
やりたいことが明確にあって、
これをやろうとすると
「しくみ」が必要だから作ろう！
というのであれば、うまくいきます。
つまり、
「しくみ」が必要だと思ったら、
まず、その目的を明確することから
始める必要があるのです。
目的を明確にすることから
全ては始まるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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