先日、お客様の社長さんと話をしている時、
「犬の足し算」の話になりました。
犬の足し算について、
何回か、ブログに書いているのですが、
社長が思っているほど、
社員は考えていないかもしれないという話です。
YouTubeを見ていると、
うちの犬は賢いという動画で
犬に紙に書いた計算式を見せて
吠えた回数で答えを出す!
みたいな話があると思います。
2+3=?
ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!
はい!正解!で
ドックフードがもらえます。
犬は賢いと思いますが、計算はしていません。
犬は計算も文字を読むこともできません。
(話し言葉は理解しているかもしれませんが・・・)
飼い主の表情や動きの違いに注目して、
反応があるまで吠えているだけです。
つまり、飼い主の望ましい答えが、
手に入っているように見えますが、
それは考えているのではなく、
反応しているだけです。
そうなった時に、
経営者が指示をして、
「分かった?」と聞いた時に、
「分かりました!」というのは、
反応かもしれないということです。
このように、
ちゃんとやっているように見えても、
実際、機能していないということが
あると思うのです。
では、機能しているか?
どうしたら分かるのでしょうか?
それは、オープンクエッションで
質問するということです。
質問には、2種類あって、
クローズドクエッションと
オープンクエッションがあります。
クローズドクエッションというのは、
YesかNoで回答できる質問です。
分かったか?という質問は
クローズドクエッションです。
分かりました、分かりません
としか答えられません。
これでは、
本当には分かっているのか?
分かりません。
これに対して、
オープンクエッションは、
「この指示をどう実行しますか?」
「何から始めますか?」
「どうなっていたらいいですか?」
というような
相手が自由に答えられるような質問です。
オープンクエッションをしていると
相手は考えていることを話します。
相手の考えていることが聞くと、
本当に分かっているのか?が分かります。
もし、相手が答えられないようであれば、
そこまで考えられていないということなので、
もっと話をする必要があるのです。
このように質問の種類を変えることで
コミュニケーションの質が変わります。
正直、クローズドクエッションの方が
楽だと思うのですが、
そこをあえて、時間や手間がかかっても、
相手のことを理解するために
オープンクエッションで質問をすることが
大事なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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