AIが発達するほど人を育てる力が問われる

巨人軍の阿部慎之助監督の娘さんが
ChatGPTに相談した結果、
意図せず警察が介入する事態になった
ということが話題になっています。

ChatGPTは正確な情報を案内しました。

ただ、その答えをそのまま使ったことで
思いもよらない結果を招いてしまいました。

AIの答えをそのまま使うと
意図しない結果になることがある。

これは、職場でのAI活用にも
共通する話だと思います。

最近、私のお客様の
中小企業でも業務でAIを活用する
ようになってきました。

ただ、見ていると、
上手く活用できる社員さんと
上手く活用できていない社員さんが
いるように思います。

上手く活用できる社員さんを
見ていると、
普段から仕事ができる人で、
AIに任せる仕事を上手く切り分けて
いるように思います。

そして、完全にAIに任せ切らないで
最後の最後は自分の感覚で
仕事を完了させています。

それに対して
AIを上手く活用できていない社員さんは
何でもかんでもAIに投げ込んで
出てきたものをそのまま使おうとします。

だから、やっている仕事をみると
間違っているところが出てきます。

これは当たり前の話だと思います。

イメージしたものを形にするのが仕事です。

そもそも、イメージできていなければ、
完成形がイメージできていないので、
そこに近づけられないのです。

だから、仕事ができる人は、
AIを使って仕事ができるようになるし、
仕事ができない人は、
AIを使ってもできないままです。

問題は、ここからです。

AIが発達するほど、
仕事を教えることが
ますます難しくなっていきます。

仕事ができる人は、
AIを使ってプロセスをすっ飛ばして
仕事をするので、
仕事のプロセスを言語化できません。

仕事のゴールをイメージして、
AIに必要な情報を投げ込めばいいんだよ!
と言われても、
仕事ができない人には再現できません。

仕事を教えようとしても、
AIで感覚的に処理しているので、
何をどう伝えればよいのか
自分でも分からないのです。

さらに、仕事が速くなった分だけ、
仕事の効率が上がったように感じます。

しかし、人ができるようになるには
時間がかかります。

仕事の効率が上がれば上がるほど、
人を教える時間が
効率の悪いものに感じられるようになります。

そうなると、
育成の時間が削られていきます。

AIが進化するほど仕事は速くなる。

しかし、人が育つ速さは変わらない。

この差が広がれば広がるほど、
強い意志がないと人を育てようと
しなくなります。

人を育てる力をつけようとする会社と
そうでない会社の差は
決定的なものになっていきます。

AIが発達するほど、
人を育てる力が問われる時代になった

そう感じています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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