今回のブログ合宿は、
仲間のプレゼンだけでなく、
開催地の経営者の方にお話を聞く
という目的があります。
今回お話を伺ったのは、
株式会社奥能登元気プロジェクト
代表取締役 奥田和也さん
株式会社奥能登元気プロジェクトは、
輪島市と珠洲市の間の
南志見(なじみ)地区で、
奥能登の農産物・水産物・木材を使って、
商品の企画・開発から製造までを
行っている会社です。
奥田さんがおっしゃるには、
奥能登の過疎地は、
日本で初めて
国が復興をあきらめた土地になる
というのです。
震災から2年半、未だに
電気も水道も止まった町があるそうです。
国もすべてを元通りにはできない・・・
人がいる地域を優先して、
インフラの復旧を進めている。
そろそろ、国も
残す地域、残さない地域を
ジャッジする時期に来ているそうです。
ただ、国の支援も大事なのですが、
国が主導して復興しようとして
成功した土地がないのも事実。
それは、インフラが整備されても、
そこで住みたいと思える地域になっていないと
人は出ていくしかないからです。
国は住みたいと思えるような
街づくりまではしてくれない。
だから、そこに住む人たちが、
自分達が住みたい街のビジョンを
掲げなければ、
国主導の住みたくない街ができる。
そうならないためにも、
民間が主導して復興を進める必要がある
ということでした。
世の中を変えるのは、
国や行政ではなく、
民間の経営者なのだと思います。
以前もブログに書いていますが、
「大きく世の中を動かすのは普通の人ではない」
ということです。
奥田さんのように、
誰もやらないことに飛び込んで、
行動し続ける経営者が
世の中を変えていくのだと思います。
奥田さんは、被災地の空き家を活用した
小さなビジネスをいくつも立ち上げています。
食品工場、木材の加工所、
街で作った製品を販売するお店、
仕出し弁当屋さん、
カフェ、研修宿泊施設・・・
大きなビジネスではありませんが、
確実に雇用を生み出し、
みずから経済を回す生態系を
作り出しています。
過疎地の被災地での
成功モデルを作り出しています。
そのため、全国から視察が絶えないそうです。
(現に我々も現地に行きました)
外から人が入ってくるので、
経済の規模は大きくなっています。
視察に来た人がお弁当を食べる。
お土産を買ってくれる。
カフェでお茶を飲む。
研修で宿泊する。
この地域にお金が落ちると、
さらに経済が回ります。
ただ、これからの課題は、
復興観光需要で回っている経済を、
その後も回し続けることです。
そのためには、
この地でビジネスを始める人を
増やす必要があります。
では、そのメリットは何なのか?
それが面白かったので紹介したいと思います。
1つ目は、固定費が低く抑えられること。
空き家がたくさんあるので、
空き家を使ったビジネスなら
すぐにできます。
固定費を低く抑えられるので、
損益分岐点を下げられます。
起業のハードルが下がるのです。
2つ目は、ライバルがいないこと。
過疎地でビジネスをしようという人は
まずいないので、
競争にならず、淘汰されづらい。
まずは、低いレベルからでも
ビジネスが始められます。
3つ目は、感謝されること。
そもそも会社が少ないので、
会社があるだけで
周りから感謝されます。
成功するには続けることが大事で、
続けていくには
周りのサポートも必要です。
感謝されながら経営ができる幸せを
感じることができる。
感謝されていたら
辞めるわけにいかなくなる結果、
事業が続いていくのです。
過疎地には、
都市では得られない起業の条件が
揃っているのです。
なるほどな!たしかに
起業に必要な環境だと思いました。
ないものを言い訳にしてやらないか?
あるもので何とかしようとするのか?
奥田さんがおっしゃっていた言葉で
印象的だったのは、
「奥能登の復興に残りの経営者人生を
使うのも悪くない」
という言葉でした。
よき言葉は誰でも言えますが、
それを行動して結果を残すというのは
大変なことだと思います。
世の中を変えるのは、
行動する(変な)経営者なのです。
(愛をこめて・・・)
素直にカッコいいと思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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