苦い経験が組織を強くする

前回に引き続き、
サッカーW杯日本代表について書きます。

前回のW杯では、
スペイン、ドイツに勝ちました。

ただ、あれは相手の油断もあったし、
前半をしのいで後半に畳みかける、
『死んだふり戦略』がハマった結果でした。

今回のオランダは違いました。

日本をしっかり研究し、
警戒して臨んできました。

それでも、2回リードされても、
2回とも追いつく日本・・・

オランダにとっては、
トラウマになったのではないでしょうか。

今回の日本代表は、
選手もベンチも本当に落ち着いていました。

チームとしての、
以前にはない安定感です。

それは、なぜか?

NHKの解説で本田さんも言っていましたが、
コーチ陣が全員、W杯出場経験者だからです。

名波浩コーチ
長谷部誠コーチ
中村俊輔コーチ
前田遼一コーチ

5大会連続出場の長友選手もいます。

W杯ではどんなことでも起こりうる。

それを知っている経験者が
チームの中にいるからこそ、
最後まであきらめずに戦えたのだと思います。

ここで効いているのは、
うまくいった経験だけではありません。

うまくいかなかった経験です。

過去の苦い経験が、
今のチームの成功につながっています。

今の日本代表の強さは、
過去の代表選手たちの無念の上に
あるのだと思います。

組織は、世代を超えて、
苦い経験を積み重ねながら
強くなっていくのです。

そう考えると、今の時代のタイパ、
つまり、うまくいかないことを
極力避けるというスタイルでは、
長い目で見ると、強い組織は育ちません。

大事なのは、
うまくいかなかった時に、
目を背けずに向き合うことです。

何が足りなかったのか。
そこをチームでしっかり言葉にして、
学習すること。

強豪国と呼ばれる国は、
そうやって苦い歴史を積み重ねてきたから、
強豪国なのです。

これは、会社という組織も同じだと思います。

苦い経験を重ねてきた組織やリーダーほど、
いざという時に動じません。

私自身、修羅場をくぐってきたからこそ、
たいていのことには動じず
対応できるようになったのだと思います。

うまくいかなかったことも、
組織にとっては糧になります。

ただ反省して終わるのではなく、
何が足りなかったのかを言葉にして、
次に手を打つ。

だからこそ、
次の世代へ経験が引き継がれ、
組織は強くなっていくのです。

組織が強くなるために、
それが何より大事だと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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