堂々巡りから逃れるためには?

お客様と話していると
同じ話を何度もしていることに
気付くことがあります。

 

何度も同じセリフを言うと
相手も同じセリフで答える・・・

 

堂々巡り・・・

 

なんでなんだろう?と
不思議に思っていましたが、
この本を読んだ時に腑に落ちました

 

「U理論の基本と実践がよ~くわかる本」

中土井 僚 著 秀和システム

http://ur0.work/W6er

 

この本の中にこんなことが
書いてありました。

 

議論が同じ道を辿るのは
人間の思考の特性である。

 

その特性には3つあります。

 

①過去の経験の積み重ねによって
生まれた脳内イメージに固執する

 

②思考を否定されると、存在を
否定された感覚になりやすい

 

③相手の主張を受け入れると
損害を被ることになる場合、
生存本能が脅かされる

 

この3つが揃うと
堂々巡りになりやすくなる
そうです。

 

どういうことかと言うと・・・

 

いくら話をしたところで、
相手は自分の脳内イメージに
固執します。

 

だから、
相手の脳内イメージに
変えることは難しくて、

 

変えようとして、
話せば話すほど、

 

話を聴かされているほうは、
自分の主張を否定された感じがして

 

さらに、
自分の身に損害が及ぶリスクが
あろうものなら、

 

防御反応が起きて
話は平行線をたどる・・・

 

ということが起こります。

 

相手に伝わらないと、
相手を説得しようとして
さらに言葉をつくします。

 

伝える方としては、
何としても伝えたいので
何度も同じことを伝えます。

 

聴いている方は
また、同じことを言っている!
と思って、話を聴かなくなります。

 

そうすると、
伝える方としては、
伝わっていないと感じるので
また、同じことを言う・・・

 

聴いている方は、
また、同じ話だ!と思って
聴かなくなる・・・

 

こんなメカニズムが働きます。

 

ここから抜け出すには
どうすればよいでしょうか?

 

それには・・・

 

相手が何を感じているのか?
について相手の話をちゃんと聴く

 

これが大事だと考えます。

 

私は、個人面談や会議で
いつも投げかける言葉があります。

 

それは・・・

 

「話したいこと話せていますか?」

 

言いたいことが言えないうちは
コチラの話も聴いてもらえません。

 

だから、まずは
相手の話を聴くことが大事だ
と思うのです。

 

そうすると
何を恐れているのか?
何を心配しているのか?
を感じ取ることができます。

 

そこに共感があって初めて、
相手も相手の話を聴こうと
するのだと思います。

 

だから、
堂々巡りが始まったら、
相手が何を感じているのか?
について相手の話をちゃんと聴く

 

自戒を込めて書きました。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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