戦略と戦術どちらが大事？

ここのところ、毎日のように
リボーンアワードで話す内容を
考えています。

プレゼンをする時に
２つのことを考えます。

「話す内容」と「話し方」です。

これは、一般的に言うと
「戦略」と「戦術」です。

「戦略」と「戦術」の違いは
何でしょうか？

「戦略」とは
組織などを運営していくについて
将来を見通しての方策。

 

「戦術」とは
ある目的を達成するための
具体的な方法・手段。

出典：デジタル大辞泉

まさに、
「何を話すのか？」が「戦略」で、
「どのように話すのか？」が「戦術」です。

では、「戦略」の良い悪いと
「戦術」の良い悪いとは
どのような関係にあるでしょうか？

これについては、
この本で学びました。

『USJを劇的に変えた
たった1つの考え方』

https://goo.gl/qCXp3f

縦軸に戦術、横軸に戦略
を取るとします。

AからDを成果が上がりそうな
順番に並べるとどうなりますか？

一番多い答えが
D→C→A→Bです。

しかし、正解は、
D→C→B→Aです。

つまり「A」が最悪です。

分かりやすく事例で
考えてみましょう！

リボーンで話をするという
状況を例にして考えて
みたいと思います。

リボーンで話をするのに、
何について話をするのか？

これが「戦略」です。

次に、リボーンで話をするのに、
どんな風に話をするのか？

これが「戦術」です。

「戦略」も良く「戦術」も良い。

話す内容も面白くて、
話し方も上手！

これが「D」です。

これ以上望むことは
ありません。

サイコーです！

次に「C」について考えます。

「戦略」は良いが「戦術」は悪い。

話す内容は面白いが、
話し方が下手

話の内容が面白いだけに
話し方がよくないのが、
もったいない感じがします。

次に「B」について考えます。

「戦略」も悪いし「戦術」も悪い

話も面白くなく、
話し方も下手

最悪な感じがします。

しかし、
本当に最悪なのは「A」です。

「戦略」は悪いが「戦術」は良い

話す内容は面白くないが、
話し方が上手

聞き流している分には
全く問題はありません。

しかし、じっくり聴くと
中身がない・・・

話が面白くなく、
話し方も下手であれば、
聴いているほうは、
応援したくなります。

しかし、話し方が上手いのに
話の内容が悪いとなると、
「痛い」感じになります。

これ、プレゼンだけではありません。

人生も同じです。

世渡り（戦術）が上手でも、
中身の薄い（平穏な）人生(戦略)を
送っていたら、
それは「痛い」感じになるんじゃ
ないか？と思います。

世渡り（戦術）が下手でも、
中身の濃い（波乱万丈な）人生（戦略）を
送っていたら、
そのほうが共感を受けられる気が
します。

リボーンアワードって、
そういう恐ろしさがあります。

たった15分間のプレゼンです。

しかし、そこに「人生」が現れます。

上手く生きていることが、
必ずしも魅力的な人生とは限らない・・・

自分以外の4人の人生を聴いていると
人それぞれに人生がある
と改めて思います。

最初は、
他の４人の人生が気になっていました。

波乱万丈な皆さんの人生を聴いていると
自分はなんとスマートに生きてきたか？
と思います。

しかし、
これはこれで私だけの人生です。

私の人生を語れるのは、
私しかいない。

どんなに心配しても
できることしかできない！

こんな感じで、
上手くやろうとしていること自体、
いつもの生き方になっているですけど・・・

う～ん

『どうしたらいいんだぁ～！』

こんな感じでグルグルやっています。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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