宿題をなくせば主体性は発揮されるか?

先日、テレビを見ていたら、
夏休みの宿題を減っている
ということが
取り上げられていました。

 

東京・新宿にある
区立西新宿小学校では、
低学年の植物の観察を除いて
宿題はないそうです。

 

昨年まで提出させていた
絵日記や読書感想文も
今年からなくしたそうです。

 

校長先生によると
子供たちの主体性を伸ばすこと
が目的だそうです。

 

校長先生は、
7月の終業式の時に

この夏休みは学校で特に宿題は出しません。
学校からの課題はありませんが
自分で目標を決めて
充実した35日間にして下さい!

と伝えたそうです。

 

たしかに、
勉強は自分のためにするものだし、
自分が小学生の時を思い出しても、
こんなの意味あるの?みたいな
宿題もあったので、
宿題なんか、ないほうが良いのかも
しれません。

 

しかし、心配なのは、
果たして、
これで主体性が身に付くのか?
ということです。

 

そもそも、
主体性とは何でしょうか?

 

似たような言葉に
自主性という言葉があります。

 

主体性と自主性の違いは
なんでしょうか?

 

自主性は、言われたことを自らできる人で、
主体性というのは、自分の考えのもとで
責任を持って行動できる人のことです。

 

つまり、宿題を出されて、
その宿題を夏休み中に自分で管理して
終わらせるのが、自主性です。

 

これに対して、
宿題がないので、
何をしたらよいのか?自分で考えて、
やるのが、主体性です。

 

そう考えると、
主体性が発揮されるためには、
自分が将来なりたいものとか、
達成したい目標がないと、
何をしたらよいのか?なんて、
自分で決められないと思います。

 

つまり、普段から、
自分が将来なりたいものとか、
達成したい目標について、
具体的なものを考えていないと、
自主性は発揮できません。

 

ということは、
この小学校では、普段から
自分が将来なりたいものとか、
達成したい目標について、
具体的なものを考えているのだろうか?
と思ったりしました。

 

それを学校でやらないとすると、
各家庭でやらないといけない
ということになります。

 

なかなか、
レベルの高いことをするなぁ~
というのが、正直な感想です。

 

これ、なかなか、できないんです。

 

実は、これは、
会社でも同じことが起っています。

 

よく社長さんから
「うちの社員は考えない」
という相談をいただきます。

 

これって、
主体性が発揮されていない
という話です。

 

では、会社で、普段から
社員が達成したい目標について、
具体的なものを考えているでしょうか?

 

もし、与えられた目標なら
自主性の話です。

 

でも、社長さんが、
主体性を発揮して欲しい
と思っているなら、
与えられた目標ではなく、
社員さんがやりたいと思う目標でないと
主体性の話になりません。

 

つまり、
社員が考えていないのは、
会社の目標が、
社員さんがやりたい目標になって
いないからです。

 

では、どうしたら、
会社の目標が
社員さんがやりたい目標になる
のでしょうか?

 

長くなったので、
この続きは、次回のブログに
書こうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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