ぐるぐるな私ですがよろしくお願いします。

昨日は、チームビルディングの
コミュニティーの勉強会でした。

世の中で確立した知識を
コンサルティングに活かすために
定期的にメンバーで勉強をしています。

今回のテーマは、
「行動経済学」です。

「行動経済学」については、
2002年にダニエル・カーネマン教授が
2017年にリチャード・セイラー教授が
それぞれノーベル経済学賞を受賞しています。

「行動経済学」とは何か？
大雑把にいうと・・・

人間は必ずしも合理的に判断できない
ということです。

それが最も分かりやすいのは、
コロナウイルスのワクチン接種です。

米ニューヨーク州立大学の研究によると、
ワクチンの副作用について、
日常生活に支障をきたすほどの痛みは
1%未満だと言われています。

また、
アレルギー症状であるアナフィラキシーは
米疾病対策センターの報告によると、
ファイザー製では20万回に1回の割合で
起こっていると言われています。

数字だけで言えば、
ほとんどリスクがありません。

しかし、
多くの人がワクチン接種に
不安を感じていると言われています。

数字的に合理的ではありません。

頭では分かっていますが、
不安に感じることはコントロールできません。

つまり、人間の脳は、恐怖を感じると、
正しく判断できなくなります。

こういうことを知っておくことが
コンサルティングをする時に有効です。

なぜならば、
経営者の方が判断を迫られている時に、
正しく判断できていない可能性が
あるからです。

そして、それを正すことが
コンサルタントに求められます。

しかし、私自身も、
コンサルタントして、
経営者の方のことを
正しく判断できていない可能性も
あります。

なぜなら、
間違った判断をしたら
コンサルタントして失格という
プレッシャーの中にいるからです。

そう考えると、
人は、どこまで行っても、
正しい判断はできないということです。

しかし、
そうはいっても、
物事には、原理原則があり、
一定の秩序があります。

その秩序をとらえることができれば、
正しい判断を導き出すことができます。

それが、コンサルタントしての
「スキル」です。

しかし、
その「スキル」を盲目的に信じるのは危険で
常に正しい判断ができているのか？
フィードバックにさらされることで
ある程度の精度を保つことができます。

つまり、自信たっぷりなコンサルほど
危ないということです。

しかし、コンサルタントとして
日々判断を求められるわけで、
その中で判断をすることによってのみ
精度が保たれるわけですから、
自信たっぷりに判断するしかないのです。

結局、さっきから、
ぐるぐる回っているわけですが、
私がブログを書いているのは、
このぐるぐるを毎日やることによって
精度を高めようとしているのです。

文字にして表現することで、
世の中にさらして、
フィードバックを受けることで、
精度を確認しているのです。

だから、毎日、
読んでいる人を唸らせるようなことが
書けていれば、
素晴らしいコンサルということに
なるのでしょうが、
残念ながら、
「ん？」という時もあるわけです。

「なに言っちゃってんの？」という日も
あっても良いのです。

そこで、自己正当化しようとすると、
自分を正しく見れなくなります。

だから、上手く行かない日があることを
受け入れながらも、
ぐるぐるを繰り返していくことでしか
精度は保てないのです。

つまり、
いつまでたっても自信がないことが
適切さを担保することになるのですが、
自信がないコンサルタントは信頼されません。

こういう不都合な真実を
コンサルタントが書いてよいのだろうか？
と思いつつ、
今もぐるぐるを続けております。

そんなコンサルタントを信じるのか？は
お客様に評価してもらえばよいわけで
私はこれでいいんじゃないか？
と思っています。

こんな私ですが、
今後ともよろしくお願いします。

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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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