先日、お客様の社長さんと
お話している時にこんな話になりました。
レモンティーはダメ!って
言えますか?
何のことだか?わかりませんでした。
話を聞いてみたら、
職場でコーヒーを飲めるように
しているそうです。
アスクルで注文して、
お客様も社員も飲めるように
しているそうです。
そんな中、
コーヒーが飲めない人がいて、
レモンティーが飲みたい!
という社員さんが現れたという話です。
う~ん、なんと答えてよいものか・・・
こういう時は、
そもそもの目的に戻ることが大切です。
なぜ、コーヒーを飲めるように
しているのか?
お客様が来た時に
コーヒーを出すために
用意がしてあるのだと思います。
で、せっかくだから、
社員のみんなも飲んで下さい!
ということなんだと思います。
だから、
あくまで、お客様のために
コーヒーを用意しているのです。
そんな中で、社員から
レモンティーが飲みたい!
という話が出てきたので、
違和感があったのだと思います。
ここで、選択肢は2つあります。
1つ目は・・・
コーヒーが飲めるようにしているのは
お客様のためで社員のためではないので、
レモンティーは認めない!
2つ目は・・・
コーヒーが飲めないお客様も
いるかもしれないので、
お客様のためにレモンティーも頼んでおこう!
私は、どっちでもいいと
思っています。
そういう話になると、
おそらく、社長さんも
どっちでもいいのだと思います。
社長さんが気にしているのは、
別のことだと思います。
それは、危機感だと思います。
当たり前のように、
経費を使っている意識に
危機感をもっているのだと思います。
自分の家庭であれば、
財布の中身を考えて(古いか?)
買うか買わないか決めると思います。
しかし、会社だと、
会社の財務状況を考えずに
欲しいものを買うのだ思います。
社長さんが、
社員は何も考えていない・・・
と嘆く気持ちも分かります。
しかし、
社員は会社の財布を気にするだけの
情報を持っているのでしょうか?
たぶん、会社の財務状況を
知らないのだと思います。
だとしら、
会社の財務状況を説明して
危機感を共有するか?
財務状況を知らないのだから
あきらめるのか?
どちらかだと思うのです。
よく、「社員は意識が低い!」
という話を聞くのですが
共通の意識を持ってもらうには、
情報を共有するための
「しくみ」と「時間」が必要です。
「しくみ」も「時間」も作らないのに
情報共有することはできないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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