何考えているの！と思ったら注意！

29日に横浜港を出港した
豪華クルーズ船に
新型コロナウイルスの感染者が出た！
というニュースを目にしました。

このニュースを見て
思ったことは・・・

昨年にダイアモンド・プリンセス号で
大規模クラスターが発生して、
隔離されて、
大変な目にあった人が
あんなにたくさんいたのに、
今どき、わざわざ、
豪華貨客船に乗る人がいるんだ！
ということです。

記事を読み進めていくと、
乗客が700人もいるというのですから
驚きます。

ある程度の人数が集まらないと
出航しないと思うんですが、
それにして、
何を考えているのでしょうか？

私も、出張で、
飛行機に乗りますが、
なるべく、人ごみを避けますし、
席が空いていたら、
移動するようにして、
リスクを少なくしようとします。

しかし、
クルーズ船ですから、
移動のためではなくて、
移動そのものを楽しむために
乗っているのだと思います。

不要不急ですよね！

日本の近くを回っているようなので、
すぐに寄港できるにしても、
飛行機や電車やバスほど、
すぐに降りられるわけではありません。

ダイアモンド・プリンセス号の時のように
一定期間隔離される可能性もあります。

現に、5日までの予定を中止して、
横浜港に戻ってくるそうですが、
到着は5月1日以降になるそうです。

その間、
部屋から出れないそうです。

なんで、この時期に、
わざわざ、クルーザーに乗るのか？
全く、理解ができません。

私なら100％乗りません。

しかし、
自分が100％間違っていない！
と思う時が一番危険なんです。

相手が見えなくなります。

現に、
豪華クルーズ船に乗り込んで
旅をしようとした人が、
700人もいるんです。

まったく自分が理解できない人が
700人もいる・・・

この事実をどう考えたら
よいでしょうか？

大事なことは、
人は選んでいるということです。

自分の意志で選ばない限り、
船には乗りません。

だから、
乗った人には乗った人なりの
考えがあったということです。

出港の１週間前にPCR検査を受け、
さらに、乗船時にもPCR検査を受ける
ようになっているので、安心だと
思ったのかもしれません。

現に、感染者を特定して、
クラスターになる前に対応できたと
思います。

そういう意味では、
感染対策は万全だったのかもしれません。

ある程度のリスクを覚悟で
乗ったのかもしれません。

そう考えたら、
20％ぐらいは
理解できるような気がします。

私も、
飛行機や新幹線に乗っていますが、
自分が感染するとは思っていません。

私もそんなに変わらないかも
しれません・・・

こう考えていくと、
感情的になるのも抑えることが
できるようになります。

そうすると、
より相手のことが見えてくる・・・

結局、自分と違う人がいても、
否定することなく、
相手の立場に立って考えてみる
ことが大事です。

そのために必要なのは、
「保留する力」です。

判断を手放して、
相手を信じて、
相手が考えていることを
イメージする・・・

これが
自分と違う人と一緒にやっていくために
大事な能力です。

実は、この能力は、
「訓練」で身に付けることができます。

今回の豪華クルーズ船のニュースは、
よいテストケースだと思います。

いつかなる時も、
相手が選択していると信じて、
相手の考えていることをイメージする・・・

それができるようになったら、
「対話」の力が身に付いて、
関係力がぐっと上がると思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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