手伝っているという感覚が違う

先日、友人と話している時に
国際結婚をした夫婦の話になりました。

 

奥さんんが日本人で
旦那さんがカナダ人です。

 

その奥さんによると
本当に日本の男性の
育児の感覚が古すぎるというのです。

 

そもそも、旦那が、
育児を手伝っているという感覚が違う!
というのです。

 

もちろん、日本の男性にも
いろいろいるので、
一概に言えないのは前提として、

 

私個人に置き換えて、
話しを聞いていると耳の痛い話でした。

 

私は、間違いなく、
育児を手伝っている感覚でした。

 

いや、手伝ってもいなかったかも
しれません。

 

もう、娘2人も
社会人と大学2年生ですから
昔の話ですが、

 

幸いなことに(?)
うちの妻は、私が育児をしないことに
不満はなかったようです。

 

ただ、今の時代なら、
私は、間違いなくダメな旦那です。

 

私は、こんな風に開き直れますが、
今の若い男性は大変だと思います。

 

何が適切なのか?は、
時代背景によって変わります。
(さらっと、時代のせいにしていますが・・・)

 

これは、いつもブログに書いている
トリプルループ思考の話しです。

 

ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。

 

①シングルループ
物事に「適切に」取り組んでいるか?

 

②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?

 

③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?

 

これを育児に当てはめると
どうなるでしょうか?

 

①シングルループ
物事に「適切に」取り組んでいるか?

→夫も主体的に育児をしているか?

 

②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?

→ ?

 

③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?

→育児は夫婦でするもの!

 

う~ん・・・

 

ダブルループが分からない・・・

 

お風呂に入れる?

 

なんだか、手伝っている感、
満載な気がしていました・・・

 

たぶん、ダブルループは、
育児で自分が何をしたらよいのか?が
分かっていて、そのことをしている
ということだと思います。

 

でも、具体的に何をしたらよいのか?
分かりません。

 

ということは、本当の意味で
トリプルループ「育児は夫婦でするもの!」が
分かっていないのだと思います。

 

これ、職場で置き換えると、
経営理念が浸透していないということは
こういうことなんだと思います。

 

トリプル―プとして、
文字としては認識しているけれど、
具体的な行動に落とし込んだ時に
どうしたらよいのか?分からない・・・

 

カナダのように、
それが当たり前の社会になっていれば、
そこにいる人は自然にできることも、
そうなっていない日本では、
それができない・・・

 

当たり前になっていないのであれば
どうしたらよいのか?というと・・・

 

社会の制度を変える必要もあるのですが
当事者間で話し合うことも必要です。

 

「育児は夫婦でするもの!」という
前提がないのだから、
それって、具体的にどう言うことなんだろう?
ということについて話し合うしかないのです。

 

それは、経営理念も同じで、
それって、どういうことなんだろう?
という話し合いなしに
具体的な行動が明らかにならないし、

 

具体的な行動が明らかにならなければ
経営理念の実現もないのだと思います。

 

それが「当たり前」な職場をつくるには、
『何が「当たり前」なのか?』
具体的な行動に落とすことが
大事なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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