言わないのもコミュニケーション

菅首相が記者の質問に
答えていない!という記事が
ネットにあがっていました。

 

ある新聞記者が、

新型コロナの感染状況が
どの程度なら
オリンピックを開催あるいは
中止にするのかなど、
具体的な基準について
明確に答えて欲しい

という質問をしました。

 

それに対して
菅首相は、
入国者数の縮小やワクチン接種、
一般人との接触制限など、
政府のオリンピック対策として
3つの防疫対策を説明したというのです。

 

明らかに質問に答えていません。

 

一国の首相になった人ですから、
自分が質問に答えていないことに
気付いていない訳がありません。

 

だから、
あえて答えていないのです。

 

いつも、
私がブログで書いているように
人は選んでいます。

 

今回のやり取りでいうと、
菅首相は「答えない」という選択を
しているということです。

 

あえて答えないには
何か理由があるはずです。

 

そこからいくつかのことは
読み取れます。

 

1つ目は・・・

 

何が何でも開催する
ということです。

 

どうなったら、
中止にするとか、
延期にするとか、
考えていないのです。

 

とにかく、
開催することしか考えていない
ということです。

 

2つ目は・・・

 

余計ないことは
言わないようにしている
ということです。

 

質問に答えていると
ついつい、口を滑らせて
しまいます。

 

質問に答えたら、
一貫性のないことを
言ってしまう可能性があります。

 

そこを指摘されると、
収拾がつかなくなります。

 

だから、
質問には答えずに
用意した文章を読むことに
しているのです。

 

さらに、
そこからわかることは、
言えないことがあるということです。

 

質問に答えない!と批判されても
言えないことがあるのです。

 

そのくらい、
言ってはいけないことがある
ということです。

 

ここでは、それが何か?は
考えることはしません。

 

しかし、
質問に答えていなくても、
これだけのことが伝わってきます。

 

何が言いたいのか?と言うと・・・

 

言わないということも含めて
コミュニケーションなのです。

 

言ってもわからないから言わない
という方がいますが、
それはそれで、
すでに伝わっていることがある
ということです。

 

そして、どうせ伝わるのであれば、
言葉で伝えたほうが、
より伝わると思うのです。

 

今回で言えば・・・

オリンピック・パラリンピックの開催は
日本国として、世界に対する
『約束』です。

ワクチン接種を進めながら、
何としても開催する決意です。

国民の皆さんに、
負担がかかるかもしれませんが、
日本国の国際的な信用を守るために
協力して欲しい!

と言うことです。

 

何を言っても
批判されるのであれば、
ハッキリ言ったほうが
支持者からも、
応援もしてもらえると思うのですが・・・

 

それでも言わないというのは、
支持者も信じていない
ということが伝わってしまう
可能性もあります。

 

時と場合によりますが、
言わないというのは
あまりよい選択肢でない場合が
多いように思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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