現状維持だって「目標」になる

東京オリンピックの
卓球混合ダブルスで水谷・伊藤ペアが、
中国ペアを破り、金メダルを取りました。

 

それ以外にも
バスケット3×3女子も
アメリカを破る大金星を上げました。

 

逆に、99%金メダルが取れる
と言っていた水泳の瀬戸選手が
決勝に進めていません。

 

こういうことを見ていると
常にトップでいることは難しい と
あらためて思います。

 

トップに立った瞬間に
追われる立場になります。

 

2位以下は、トップに立つためには
どうしたらよいのか?を
必死になって考えます。

 

つまり、2位以下には、
常に上を目指そうとします。

 

だから、
現状維持でよいと思って
何もしないと、
順位は落ちていきます。

 

職場で、
社員さんに面談をした時に
ビジョンや目標を聞いても、
何もないと言われるのですが、
どうしたらよいですか?
という相談を受けることがあります。

 

ビジョンや目標がないというのは
現状に満足しているということです。

 

私が思っているのは、
マイナスからゼロは簡単です。

 

いわゆる、答えが1つの状態です。

 

マイナスなら、ゼロを目指せばいいのです。

 

しかし、ゼロになると、
目指すべきものがなくなります。

 

ビジョンや目標がないというのは
そういう状態だと思うのです。

 

こういう人たちに
どうやって、ビジョンや目標を
持ってもらうのか?が、
組織の成長のために必要となります。

 

なぜなら、人の成長以上に
組織は成長しないからです。

 

そうなった時に、
現状維持は衰退だ!と言ったところで
理解できないと思います。

 

私がそういう時にお話を
しているのが、
時間軸を長くしてみるという
ことです。

 

つまり、
3年後も、5年後も現状のままで
いられるとしたら、
どうしたらいいんだろう?
と質問をしてみます。

 

3年後、5年後の世の中は
想像できないかもしれませんが、
確実に年齢は上がります。

 

そうなった時に、
現状を維持できるのだろうか?
を考えてもらいます。

 

そうすると、
現状を維持するためでさえ
相当の努力をしなければならない
ことに気付きます。

 

だから、
現状維持を目標にしてもよいと
思うのです。

 

ただ、現状維持だからといって
何もしなくても良いわけでは
ないのです。

 

まずは、
目標をもってもらうこと。

 

その目標達成のために、
何をするのか?を
自分で決めてもらうこと

 

そして、
それができたか?
できなかったのか?
を振り返ってもらうこと

 

出来なかったのであれば、
次回までに何をするのか?
を決めてもらうこと

 

それを繰り返すことが
成長につながります。

 

自分で成長を実感できれば
現状維持以上の目標を立てるように
なります。

 

だから、最初は、
現状維持だって目標にすれば
よいのです。

 

大事なことは、
行動できるレベルの目標を
立てることなのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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