バイデン大統領は、
8月30日、声明を発表し、
「20年に及んだアフガニスタンでの米軍駐留は終わった」
と宣言しました。
民主化が定着せず、
タリバンの復権を許し、
明確な成果のないまま、
撤退することになりました。
思い切った判断だと思いますが、
今回のアメリカの判断は。
「自分を守ろうとしない国を助けることはない」
ということだと思います。
アメリカはアフガニスタンで
218兆円の経費を使い、
2000人以上のアメリカ兵の命を
失いました。
もうこれ以上、
アフガニスタンのために
犠牲を払えないということだと思います。
結局、自分を守ろうとしない国は
どんなことをしても救えないのです。
これは、コンサルティングを
していて思うのですが、
成果が上がるか?上がらないか?は、
その会社のメンバー次第です。
こんなことを言ったら、
自分のコンサルティング能力を
否定することになるかもしれませんが、
成果を上げようと思っていない組織を
立て直すことはできません。
そういう意味で、
組織が立ち直ったのは、
私の成果ではなくて、
その組織のメンバーの成果です。
私が頑張ったからではなく
皆さんが頑張ったからです。
私が思うに、
成果が上がっていない組織は、
「ビジョン」の共有ができていません。
「ビジョン」というと
何か理想的で志が高いもの
というイメージがあるかもしれません。
しかし、「ビジョン」は単なる映像で、
イメージです。
どうなっていたらよいのか?
というイメージを共有できなければ、
組織は成果を上げることができません。
それは、なぜか?というと、
人と人は違うからです。
人と人は違うので
自分が正しいと思ったことをしても
他人にとっては正しくないので、
お互いを否定し合います。
お互いを否定し合うことに
エネルギーを使ってしまうと、
組織全体として成果をあげる行動に
エネルギーを注げません。
結果、お互いに消耗して、
何も得られないまま終わります。
まさに、今回のアフガニスタンが
その最たるものです。
では、どうしたらよいのか?
というと・・・
まずは、
その組織のメンバーがやりたいと
思うことを探すことから始めます。
人はやりたいことしかしません。
成果を上げようと思ったら、
行動する必要があるので、
やりたいことをやってもらうことが大事です。
しかし、やりたいことは、
人と人で違うので、
それぞれがやりたいことをしたら、
結局、バラバラになります。
だから、
そうれぞれのやりたいことを聞きながら
それぞれが「いいね!」と言ってもらえる
共通の「ビジョン」を探します。
コンサルティングで、
私がやっているのは、ここまでで、
共通の「ビジョン」が決まると、
あとは組織のメンバーが自主的に動き出します。
組織のメンバーが
自主的に行動した結果、成果が出るので、
その成果は組織のメンバーの成果です。
このように、
共通の「ビジョン」が見つかれば、
成果が出ると思っています。
共通の「ビジョン」には、
組織とメンバーにやりたいことが必要で、
組織とメンバーにやりたいことがあれば、
100%成果を出すことができます。
人はやりたいことしかやりません。
そんなことは当たり前だと
思われるかもしれません。
しかし、不思議なことに
組織とメンバーにやりたいことがないのに
始めちゃうことって、結構、あるのです。
そして、そのほとんどが失敗します。
だから、100%コンサルを成功させるには、
組織とメンバーがやりたいことがある場合だけ
コンサルティングを引き受ければよいのです。
私、こんなこと言って、
大丈夫なんだろうか?(笑)
でも、こんなん考えになってから、
成果が出せるようになったので、
これでよいのだとと思います。
私が、こんな考え方ができるようになったのは、
チービルディングの師匠、石見さんのお陰です。
その石見さんがセミナーを行います。
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今日も最後まで読んでいただき
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