我が地元、川崎フロンターレが、
2年連続4度目のJ1制覇を決めました。
就任5季目の鬼木達監督は、
4度目の優勝なので、
素晴らしい監督だと思います。
特に、今年は、
チームの柱中村憲剛選手が引退し
日本代表級の
守田選手と三苫選手と田中選手の
3人の選手が抜けました。
明らかに戦力ダウンしたはずですが、
それでも優勝できるチームって、
どんなチームなんでしょうか?
それは・・・
選手一人ひとりが、
チームがやりたいことを理解していて、
自分が与えられたポジションで
何をしたらよいのか?
が分かって、動けているチームです。
それについて、
鬼木監督は次のように言っています。
選手にとっても
そんなに考えなくても体が動く、
というか、
こういうときはこうなるよね、
と共有できるものを増やしたいですね。
無意識でできることが
「強み」です。
つまり、
選手の「強み」を活かしながら、
全体の動きを共有しているということです。
これこそ、チームビルディングです。
新しい選手が入ってきても、
前の選手と同じことはできません。
同じことができなくても
新しく入った選手の「強み」を理解して、
どうしたらチームが機能するのか?を
考えて実行する。
ポイントは、
前の選手の代わりになるように
育てるのではなく、
今いる選手で、やれるやり方を
考えるということです。
できる上司ほど、
自分のやり方にこだわり、
自分のようにできるようにしようとします。
しかし、残念ながら、
同じようにはできるようになりません。
同じようにできないと
部下はプレッシャーを感じて
必ず、こう言います。
「もう、ついて行けません」
そうならないようにするためには、
その人の「強み」を活かして、
チームとしてできるようにすることが
大切です。
川崎フロンターレというチームは
そういうチーム作りをしながら、
結果を残していることが
スゴイのです。
そのベースにあるのは、
鬼木監督のマネジメント力です。
鬼木監督は、
別のインタビューで次のように
言っています。
結果を出すために人をどうやって育てていくか。
ただ焦ってもなかなか人というものは育ちません。
そこのせめぎ合いみたいなものを意識しながら
マネジメントをしていました。(中略)
『ここを耐えれば次みんな伸びてくるよ』
っていうできるだけプレッシャーを
与え過ぎない形で進めていきました。それが選手に届いたかどうかは別ですけども、
自分としてはそういうイメージで
とにかく、じれず、焦らずと、
自分にも言い聞かせながらやっていました。選手を信じることが一番大切だと
ずっとそう思ってこの5年間やっています。
強い組織を作る時に、
スポーツだとビジョンを描きやすい
というのはあるのですが、
やり方としては、参考になると思います。
とにかく、やみくもに、
優秀な選手を育てるのではなく、
その選手の「強み」を伸ばしながら、
チームとして機能するようにする。
それが、人と組織を同時に育てる
常勝チームの作り方なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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