結局、近すぎるのが問題です。

秋篠宮さまの56歳の誕生日に
先だって記者会見が行われました。

 

その中で、
長女眞子さんの結婚について
コメントをされました。

 

秋篠宮さまも小室氏の行動について
「納得できるものではない」
と述べられていました。

 

また、婚姻後の記者会見も
一方的なメッセージの朗読ではなく
双方向の会見をして欲しかった
とも述べられました。

 

親としてこの2人の結婚に
いや、娘さんに
無念さを感じているんだろうな!
と感じました。

 

その一方で、週刊誌等に
事実でないことを書かれ、
誹謗中傷は許容できるものではない
とまでおっしゃっています。

 

小室氏に問題があると思うのですが、
その不信感が
皇室全体に及んでいるのは
なんとも残念な感じがします。

 

上皇さまと上皇后さまは、
「開かれた皇室」をビジョンに
戦後民主主義にあわせた
天皇像・皇室像を作り上げられて
こられました。

 

私は、4,5年前に
皇居を掃除する会に参加して、
上皇さまと上皇后さまに
ご会釈をいただいた時に
福島のことを気にされているのを
目の当たりにし、
国民に寄り添っていただいていることを
肌で感じました。

 

その想いを、
今の天皇陛下も皇后陛下も引き継がれ、
「開かれた皇室」のイメージのまま、
国民に寄り添っていただいていると
感じています。

 

しかし、今回、
その「開かれた皇室」が
仇になってしまった気がします。

 

「親しき中にも礼儀あり」
ということわざがあるように、
親しくなったとしても礼儀を忘れては
いけないと思うのです。

 

人は完璧ではありません。

 

欠点やだらしないことがあります。

 

遠くにいたら見えないものが、
近くにいたら見えてしまうことって
あると思うのです。

 

お互い、知ることは大事ですが、
何から何まで知ってしまうと、
嫌なところも見えてきてしまいます。

 

そういう意味で、
適度な距離があったほうがよいと
思うのです。

 

たしかに、
隠し事はよくないと思います。

 

しかし、
自分が完璧でないことを棚に上げて、
相手の非をあげつらっていたら、
それこそ、キリがありません。

 

相手への敬意や配慮を忘れては
関係性が保たれません。

 

それは、
経営者と社員の間も同じで、
たしかに、社員から見たら、
経営者に物足りなさを感じることは
あるんだろうと思います。

 

しかし、経営者といえども、
完璧ではありません。

 

やろうと思っても、
上手くできていないこともあります。

 

でも、会社のことを考えたり、
社員のことを考えたり、
そこに、嘘はないのです。

 

だから、経営者に対する
敬意や配慮は必要だと思います。

 

それは、経営者が社員に対して
思っているのも同じです。

 

社員も会社を良くしたいという
気持ちを持っていて、
本当によくやっています。

 

経営者に社員のことを
もっと評価して欲しいと思う時も
あります。

 

結局、親子と一緒で、
近すぎると厳しくなります。

 

そういう意味では、
上手くマネジメントするには、
ある程度、距離があったほうがよいと
思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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